10月23日は【化学の日】です!
料理の焼き色や洗剤の働きなど、身近な暮らしにも化学の仕組みが隠れています。
なぜ10月23日が【化学の日】といわれるのかという由来・理由や、「化学」に関するプチ雑学をまとめました。
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化学の日の由来・理由
アボガドロ定数「6.02×10の23乗」の「10」と「23」にちなみ、2013年に日本化学会・化学工学会・新化学技術推進協会・日本化学工業協会によって「化学の日」が制定されました。
「化学の日」を含む月曜日から日曜日までは「化学週間」です。
化学や化学産業の魅力、社会への貢献を広く知ってもらうため、実験教室や講演などが行われています。
化学に関するプチ雑学・トリビア
化学は、物質が何でできているのか、どのような性質を持ち、どう変化するのかを調べる学問です。
目に見えない原子や分子の動きは、食事、洗濯、電池、医薬品など、毎日の暮らしにつながっています。
ここからは、「化学の日」にぴったりな化学の雑学をいくつかご紹介します。
「1モル」は、原子や分子を数える巨大なひとまとまり
鉛筆や卵などを12個まとめて「1ダース」と呼ぶように、化学では原子や分子などをまとめて数える単位としてモルを使います。
1モルに含まれる粒子の数は、正確に6.02214076×10の23乗個です。
あまりにも大きな数ですが、原子や分子は非常に小さいため、実験で扱える量にするとこれほど必要になります。
「10」と「23」を日付に見立てたのが、10月23日の由来なんですね!
洗剤が油汚れを落とせるのは、分子に二つの顔があるから
水と油は、そのままでは混ざりにくい組み合わせです。
そこで活躍するのが、洗剤や石けんに含まれる界面活性剤。
一つの分子の中に、水になじむ部分と油になじむ部分を持っています。
油になじむ側が汚れを囲み、水になじむ側が水中へ引き出すことで、すすぎ流しやすくなります。
「水だけでは落ちにくいのに、洗剤を使うと落ちる」という毎日の変化も、分子の形が生み出しているんです!
パンや肉の香ばしい焼き色も化学反応
トーストやクッキー、焼いた肉に付くおいしそうな色と香り。
その一部は、糖とアミノ酸などが加熱されて起こるメイラード反応によって生まれます。
ただ茶色く焦げているだけではなく、加熱によって色や香りに関わるさまざまな物質ができる現象です。
キッチンは、身近な化学反応を毎日観察できる場所でもあるんですね。
pHが1違うと、酸性の度合いは10倍変わる
酸性・アルカリ性の目安として使われるpHは、数字が少し変わっただけでもその差は小さくありません。
pHが1低くなると、水素イオンの有効濃度はなんと10倍になるんです。
たとえばpH5とpH4では、数字の差は1でも酸性の度合いは10倍。
pH3まで下がれば、pH5と比べて100倍です。
目盛りを普通の定規のように見ると感覚がずれるのは、対数という仕組みを使っているからなんですよ!
暮らしの中で見つかる化学
- 料理:加熱で色や香り、食感が変わる
- 洗濯:界面活性剤が油汚れを水へなじませる
- 飲み物:酸性・アルカリ性をpHで表せる
- 電池:化学反応によって電気エネルギーを取り出す
まとめ
10月23日の【化学の日】。
アボガドロ定数「6.02×10の23乗」の「10」と「23」にちなみ、2013年に日本化学会・化学工学会・新化学技術推進協会・日本化学工業協会によって制定された記念日でした。
化学は実験室の中だけでなく、洗剤の働きや料理の焼き色、飲み物のpHなど身近な場面にあふれています。
今日は暮らしの中の「なぜこう変わるんだろう?」を一つ探してみてくださいね!
