10月22日は【国際吃音啓発の日】です!
話し方の違いを知ることは、相手の言葉を落ち着いて受け止める第一歩になります。
なぜ10月22日が【国際吃音啓発の日】といわれるのかという由来・理由や、「吃音」に関するプチ雑学をまとめました。
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国際吃音啓発の日の由来・理由
1998年から毎年10月22日に世界各地で吃音への理解を広げる活動が行われていることから、この日は「国際吃音啓発の日」とされています。
英語では「International Stuttering Awareness Day(ISAD)」と呼ばれます。吃音のある人と専門家、支援団体などが協力し、正しい理解や対話を広げる日です。
International Stuttering Association
吃音に関するプチ雑学・トリビア
吃音とは、言葉の一部を繰り返したり、音を伸ばしたり、声が出にくくなったりする発話の流暢性に関わる特徴のこと。
現れ方や困りごとは一人ひとり異なり、同じ人でも日や場面によって変わることがあります。
ここからは、「国際吃音啓発の日」にぴったりな吃音の雑学をいくつかご紹介します。
吃音の現れ方には、大きく3つのタイプがある
吃音の代表的な現れ方は、繰り返し・引き伸ばし・ブロックです。
「ぼ、ぼ、ぼく」のように音や音節を繰り返す、「ぼーーく」と音を伸ばす、話そうとしても声が出にくくなる、といった形があります。
一つだけが現れるとは限らず、組み合わさったり、時期によって変化したりすることもあります。
吃音は単に言葉を言い間違えることではなく、話す流れに特徴が現れるものなんです。
幼い時期に始まることが多く、自然に目立たなくなる子もいる
発達性吃音は、言葉を覚えていく2〜6歳ごろに始まることが多いとされています。
米国のNIDCDによると、子どもの5〜10%ほどが数週間から数年の間、吃音を経験します。
その多くは成長とともに目立たなくなりますが、続く人もいます。
経過には個人差があり、早い段階で言語聴覚士などへ相談することで、本人や家族に合った支援を考えやすくなります。
吃音には、発話を調整する脳の働きや遺伝などが関わる
吃音の原因はまだすべて解明されていませんが、決して本人の努力不足や性格の問題ではありません。
研究では、発話を調整する脳の働きや遺伝など、複数の要因が関わると考えられています。
現れ方や話しやすさは、一人ひとり異なるのも特徴です。
吃音の現れ方は場面によって変わり、緊張すると言葉が出にくくなる人もいます。
会話では本人のペースを尊重して普段どおり聞くことが、安心につながります。
会話で大切なのは、言葉を先回りせず最後まで聞くこと
相手が言葉に詰まると、親切心から続きを言いたくなることがありますよね。
けれど、本人が望んでいないのに言葉や文を完成させると、伝えたい内容やペースを奪ってしまうことがあります。
話し方ではなく、話の内容へ意識を向けるのが基本。
自然なアイコンタクトを保ち、言い終えるまで待つことが、気持ちよく話せる環境につながります。
吃音のある人と話すときのポイント
- 言葉や文の続きを勝手に補わない
- 急かさず、本人のペースで話し終えるのを待つ
- 自然な目線や相づちで、内容を聞いていることを示す
- 話し方の良し悪しを評価するようなコメントは避ける
まとめ
10月22日の【国際吃音啓発の日】。
1998年から毎年10月22日に世界各地で吃音への理解を広げる活動が行われている記念日でした。
吃音の現れ方や困りごとは人によって異なり、話す速さだけでその人の考えや能力を判断することはできません。
相手の言葉を先回りせず、内容へ耳を傾けることから始めてみてくださいね。
