コーヒー愛好家のみなさん、普段飲むコーヒーは何を基準にして選んでいますか？
味や香り、価格、あるいは直感で選んでいる方も多いかもしれませんね。
コーヒーを購入することが寄付につながる“寄付型コーヒー”をご存知でしょうか。
【Warm Hearts Coffee Club】は東アフリカのマラウイ北部で生産されたフェアトレードコーヒーを販売するオンラインショップ。ここで購入したコーヒーの売上は100％現地の学校給食支援に寄付されます。今回は、この寄付型フェアトレードコーヒーの魅力と、その社会的意義についてご紹介します。
いつものコーヒーの選び方に選択肢をひとつプラスして、「飲むだけで社会貢献」してみませんか？
ウォームハーツコーヒークラブ：フェアトレードで支援
ウォームハーツコーヒークラブはNPO法人せいぼが運営するフェアトレード専門のオンラインショップです。
取り扱い商品のメインは、マラウイ産のAAランクスペシャリティコーヒー。全国一律送料無料で、購入が寄付に直結する新しい形の社会貢献を実現しています。
フェアトレードとは？
「フェアトレード」とは日本語で「公正な貿易」という意味。
経済的・社会的に弱い立場に置かれてしまう発展途上国の生産者が適正な賃金を受け取り、労働環境が整備されるようにするため、先進国の消費者と対等な立場で取引を行う仕組みです。
フェアトレードの目的は、貧困のない公正な社会を作ることにあります。
売り上げの100%が寄付される理由
ウォームハーツコーヒークラブで販売されるコーヒーの売上は、全額がマラウイの学校給食支援に寄付されます。
100％が寄付される理由は、企業からの支援を受けているから。この取組みの素晴らしさに賛同する企業が多く、複数の企業から支援を受けているそうですよ。
コーヒー豆の仕入れ、焙煎、包装、配送のすべてを支援企業が負担しているため、売上全額を寄付に回すことができるのです。
マラウイでの給食は1食およそ15円のため、1000円分のコーヒー豆を購入＝寄付すると65人の子どもたちが給食を食べられるという計算になります。
マラウイ産アラビカコーヒーの美味しさ
ウォームハーツコーヒークラブのコーヒーは、支援だけでなく、その美味しさも大きな魅力。
マラウイはコーヒー栽培に適した土地で、無農薬栽培により高品質なアラビカコーヒーが生産されています。
AAランクのスペシャリティコーヒーは、豊かなコクと風味が特徴で、焙煎当日に発送されるため、新鮮な状態で楽しめます。
また、定期購入も可能で、全国どこでも送料は無料。
毎日美味しいコーヒーを飲みながら社会貢献ができる、素晴らしい選択肢となりそうですね。
マラウイの現状と支援の重要性
アフリカ大陸の中で内陸に位置するマラウイは、アフリカ独立以来、対外戦争や内戦を経験していない数少ない国。
「アフリカの温かい心（The Warm Heart of Africa）」という別称を持つことでも知られています。
しかし、世界最貧国のひとつとも言われるとても貧しい国でもあります。
マラウイでは人口の約半分が14歳未満の子どもたち。
貧しい国では子どもは労働力という考えが根付き、子どもたちの多くが初等教育を終える前に中退し、労働力として使われています。
このような子どもたちに給食を提供することは、彼らの健康と教育を支える重要な支援です。
コーヒーを飲んで社会貢献する新しい方法
貧困国を支援するというのは、時に敷居が高いと感じるかもしれません。
しかし、日常的に飲むコーヒーを「寄付型コーヒー」に変えるだけで、簡単に社会貢献ができます。
コーヒーが好きな方やチャリティーに興味がある方は、ぜひウォームハーツコーヒークラブのフェアトレードコーヒーを試してみてくださいね。
