8月7日は【鼻の日】です!
においを感じたり、呼吸を助けたりする鼻は、普段あまり意識しなくても一日中働いている大切な器官ですね。
なぜ8月7日が【鼻の日】といわれるのかという由来・理由や、「鼻」に関するプチ雑学をまとめました。
朝礼のスピーチ、メルマガ配信、話のネタの参考にどうぞ!
鼻の日の由来・理由
「は(8)な(7)」と読む語呂合わせから、鼻の病気に関する知識を広め、早期発見や早期治療につなげることを目的として、日本耳鼻咽喉科学会、現在の日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会によって、1961年に8月7日が「鼻の日」として制定されました。
制定当時は副鼻腔炎、いわゆる蓄膿症に悩む人が多く、社会生活や学業への影響を減らすことが、鼻の日の大きな目的とされていました。
鼻に関するプチ雑学・トリビア
鼻はにおいを感じる器官として知られていますが、呼吸する空気を整えたり、体を異物から守ったりする働きもあります。
鼻が詰まったときに食べ物の味が分かりにくくなるなど、鼻の状態は日常生活の快適さにも深く関わっていますよね。
ここからは、そんな鼻に関する雑学をいくつかご紹介します。
鼻は天然の空気清浄機のように働いている
私たちが鼻から吸い込む空気には、ほこりや花粉、細かな粒子などが含まれています。
鼻の入り口にある鼻毛や、鼻の奥を覆う粘膜は、こうした異物が体内へ入り込むのを抑えるフィルターのような役割を持っています。
鼻の粘膜に異物が付着すると、鼻水で洗い流したり、くしゃみで外へ飛ばしたりする防御反応が起こることもあります。
さらに、鼻の中を通る空気は、肺へ届く前に温められ、適度な湿り気も与えられます。
冷たく乾燥した空気が、そのまま気管や肺へ流れ込みにくいよう調整されているそうです。
鼻の主な役割
- 空気中のほこりや異物を捕まえる
- 吸い込んだ空気を温める
- 乾いた空気へ湿り気を与える
- においを感じ取る
- くしゃみや鼻水で異物を外へ出す
鼻は顔の中央にあるだけでなく、呼吸の入り口で空気を整えてくれる重要な場所なんですね!
においは鼻から脳へ伝えられている
私たちがにおいを感じるのは、鼻そのものが「良い香り」「嫌なにおい」と判断しているからではありません。
空気中に含まれるにおいの成分が鼻の奥にある嗅上皮へ届くと、嗅細胞がその刺激を受け取ります。
そして情報が神経を通って脳へ送られ、脳が何のにおいなのかを判断する仕組みです。
同じ香りでも、人によって感じ方や好みが異なることがあります。
これは、においの強さだけでなく、過去の思い出や食経験なども関係しているためだそうですよ。
懐かしい香りを嗅いだ瞬間、昔の場所や出来事を思い出すことがありますよね。
鼻は外から入ってきた香りを受け取るだけでなく、記憶や感情へつながる入り口でもあるのかもしれません。
鼻が詰まると食べ物の風味を感じにくくなる理由
風邪をひいて鼻が詰まったとき、「何を食べても味が薄い」と感じた経験はありませんか?
舌では、甘味、塩味、酸味、苦味、うま味といった基本的な味を感じます。
一方、食べ物らしい複雑な風味を作っているのは、口の中から鼻へ抜ける香りなんです。
食べ物をかむと香りの成分が口の中へ広がり、喉の奥から鼻へ抜けて嗅覚を刺激します。
この仕組みがうまく働かないと、甘い、しょっぱいといった味は分かっても、「イチゴらしさ」「カレーらしさ」など、食べ物らしさを感じにくくなるんです。
くしゃみは異物を追い出すための防御反応
くしゃみは突然出るため、邪魔なものだと感じることもありますよね。
しかし、くしゃみは鼻の粘膜へ入ったほこりや花粉、ウイルスなどの異物を、勢いよく外へ出そうとする防御反応です。
鼻の粘膜が刺激を受けると、その情報が神経を通じて呼吸に使う筋肉へ伝わり、空気を一気に押し出します。
くしゃみが起こるまでの流れ
- 鼻の粘膜へ異物や刺激が加わる
- 神経が刺激を脳へ伝える
- 息を大きく吸い込む
- 胸やおなかの筋肉が働く
- 空気が鼻や口から勢いよく押し出される
花粉症の人が何度もくしゃみをするのは、体が花粉を異物として認識し、外へ追い出そうとするためです。
ただし、くしゃみをすると飛沫が周囲へ飛んでしまいます。
ティッシュや腕の内側で鼻と口を覆うなど、周りの人への配慮も忘れないようにしたいですね。
鼻血が出たときは上を向かない
鼻血が出ると、血が垂れないように顔を上へ向けたくなるかもしれません。
しかし、上を向くと血が喉へ流れ込み、飲み込んで気分が悪くなることがあります。
一般的には、椅子などへ座って少し前かがみになり、鼻の柔らかい部分を指でつまんで圧迫する方法が案内されています。
鼻血が出たときの基本的な対応
- 落ち着いて座る
- 顔を少し前へ傾ける
- 小鼻の柔らかい部分を指でつまむ
- しばらく圧迫を続ける
- 血は飲み込まず、口へ流れたら吐き出す
首の後ろをたたく方法も昔から知られていますが、止血につながる根拠はなく、鼻を直接圧迫するほうが大切です。
長時間たっても止まらない、出血量が多い、何度も繰り返すなどの場合には、自己判断だけで済ませず、医療機関へ相談しましょう。
鼻の日をきっかけに、正しい対処法を家族で確認しておくと安心ですね。
まとめ
8月7日の【鼻の日】。
「は(8)な(7)」の語呂合わせから、鼻の病気について理解を広め、早期発見や早期治療につなげるために制定された記念日でした。
鼻はにおいを感じるだけでなく、吸い込んだ空気を整え、異物から体を守る役割も担っています。
今日は香りや呼吸を少し意識したり、鼻づまりなどの不調を放置していないか振り返ったりしてみてはいかがでしょうか。
