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【川柳の雑学】8月25日は川柳発祥の日!〜今日は何の日?

8月25日・川柳発祥の日

8月25日は【川柳発祥の日】です!
五・七・五の短い言葉に、日常の出来事や人間らしさ、思わず笑ってしまう本音まで詰め込めるのが川柳の面白さですね。

なぜ8月25日が【川柳発祥の日】といわれるのかという由来・理由や、「川柳」に関するプチ雑学をまとめました。

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川柳発祥の日の由来・理由

1757年(宝暦7年)の旧暦8月25日に、江戸の前句付けの点者・柄井川柳が初めて「万句合」を興行したことから、8月25日は「川柳発祥の日」とされています。

ちょこっとメモ

川柳発祥の地とされる東京都台東区蔵前には、発祥250年を記念して2007年に「川柳発祥の地」の碑が建てられています。

川柳に関するプチ雑学・トリビア

川柳は俳句と同じ五・七・五の十七音を基本としますが、季語を必ず入れる必要がなく、人間や日常生活を自由に詠みやすい文芸です。

ここからは、そんな川柳に関する雑学をいくつかご紹介します。

「川柳」はもともと人の名前だった

現在では文芸のジャンル名として使われている「川柳」ですが、もともとは江戸時代の点者・柄井川柳の号です。

柄井川柳は、参加者から集めた句を評価して優れた作品を選ぶ「万句合(まんくあわせ)」を行い、高い人気を集めました。彼が選んだ句を中心とする文芸が発展したことで、やがて「川柳」という名前そのものが五・七・五の短詩を表す言葉として定着していきます。

つまり「川柳を書いたから柄井川柳と呼ばれた」のではなく、柄井川柳という人物の名前が後に文芸名になったという順番なんですね。

俳句や短歌とは少し違い、ジャンル名に一人の人物の名前が残っていると知ると、いつもの「川柳」という言葉も違って見えてきそうです。

川柳と俳句は同じ五・七・五でもルールが違う

川柳と俳句は、どちらも五・七・五の十七音を基本とするため、見た目だけでは違いが分かりにくいですよね。

大きな違いの一つが、川柳では季語や切れ字を必須としないことです。また、俳句では自然や季節の風景が重要な題材になるのに対して、川柳は人間の感情、暮らし、世相などを中心に詠むことが多いとされています。

例えば、仕事での失敗、夫婦の会話、買い物、スマートフォン、物価、年齢など、身近な「あるある」も川柳の題材になります。

さらに、普段の会話に近い口語表現を使いやすいため、短い言葉でも作者の性格や気持ちが伝わりやすいのも特徴です。

難しい言葉を使わなくても、日常で感じたことを五・七・五に乗せれば作品になるという気軽さが、川柳の魅力なんですね。

川柳のもとになった「前句付」はお題に答える言葉遊び

川柳のルーツとなったのが、江戸時代に流行した「前句付(まえくづけ)」です。

前句付では、点者が七・七の「前句」をお題として示し、参加者がそれに合う五・七・五の「付句」を考えました。
集まった作品は点者が評価し、優れた句が選ばれるという、言葉遊びとコンテストを合わせたような文芸だったんです。

ところが、優れた五・七・五は前句がなくても内容が伝わり、それだけで一つの作品として楽しめるものが増えていきました。
国文学研究資料館では、川柳を「雑俳で前句が省略されたもの」と説明しています。

現在は最初から独立した五・七・五として川柳を作るのが一般的ですが、もとは「七・七のお題への答え」だったんですね。

家族や友人と七・七のお題を一つ決め、それに合う五・七・五を考えてみると、江戸時代風の川柳遊びを楽しめそうです!

『誹風柳多留』が江戸の川柳を現代へ伝えている

江戸時代の川柳を伝える代表的な句集が、『誹風柳多留(はいふうやなぎだる)』です。

初編が刊行されたのは1765年で、柄井川柳が選んだ万句合の句などが収められました。
その後も刊行が続き、1840年までに全167編が出版されたそうですよ。

作品には、人々の暮らしや人間関係、歴史上の人物、当時の世相などが、機知やユーモアを交えて詠み込まれています。
つまり古い川柳を読むと、江戸時代の人々が何を面白がり、何に悩み、どんなことを話題にしていたのかを垣間見ることもできるんです。

何百年も前の作品なのに「今でもこんな人いる!」と思える句が見つかったら、人間の本質は意外と変わっていないのかもしれませんね。

川柳は今の時代の「あるある」を残す文芸でもある

川柳は江戸時代に生まれた文芸ですが、現代でもさまざまなテーマの川柳コンテストが行われています。

会社員の日常などを詠んだ川柳企画をはじめ、交通、健康、地域、家族、商品など、テーマは実に幅広くなっています。
第一生命の「サラっと一句!わたしの川柳」のように、その年の暮らしや社会の変化をユーモラスに切り取る企画も長く親しまれています。

川柳は五・七・五と短いため、新しい言葉や流行、働き方の変化なども素早く作品へ取り込みやすいのが特徴です。
何十年後に現在の川柳を読めば、「この頃はこんなことが流行していたんだ」と、その時代を知る資料のように楽しめるかもしれません。

今日あった出来事を一句にして残しておけば、小さな「自分史」にもなりそうですね!

まとめ

8月25日の【川柳発祥の日】。

1757年の旧暦8月25日に、柄井川柳が初めて万句合を興行したことにちなむ記念日でした。

川柳は五・七・五の短い言葉で、人間の感情や暮らし、社会の出来事を自由に表現できる文芸。
今日は身近な「あるある」や一日の出来事を、五・七・五の一句にしてみてはいかがでしょうか。
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