8月4日は【栄養の日】です!
毎日の食事は、おなかを満たすだけでなく、体を動かし、健康を保つために必要な栄養を取り入れる大切な時間ですね。
なぜ8月4日が【栄養の日】といわれるのかという由来・理由や、「栄養」に関するプチ雑学をまとめました。
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栄養の日の由来・理由
「8」を英語の「エイト」、「4」を「よん」と読み、「えいよう」とする語呂合わせから、適切な栄養や食生活について考えるきっかけを作ることを目的として、公益社団法人日本栄養士会によって2016年に「栄養の日」が制定されました。
8月1日から7日までは「栄養週間」とされ、管理栄養士や栄養士を中心に、バランスのとれた食生活を広める活動が行われています。
栄養に関するプチ雑学・トリビア
栄養について考えるときは、特定の食品や栄養素だけに注目するのではなく、さまざまな料理をバランス良く組み合わせることが大切です。
ここからは、そんな栄養に関する雑学をいくつかご紹介します。
五大栄養素にはそれぞれ異なる役割がある
食品に含まれる代表的な栄養素は、炭水化物・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラルの5つに分けられ、「五大栄養素」と呼ばれています。
それぞれの主な働きは、次のように整理できます。
五大栄養素の役割
- 炭水化物:体や脳を動かすエネルギー源になる
- 脂質:効率の良いエネルギー源となり、細胞膜などの材料にもなる
- たんぱく質:筋肉、臓器、皮膚、髪など、体を作る材料になる
- ビタミン:体内のさまざまな働きを助け、正常な生理機能を保つ
- ミネラル:骨や歯、血液などの材料となり、体の機能を調整する
炭水化物、脂質、たんぱく質は、エネルギーを生み出す栄養素です。
一方、ビタミンやミネラルは必要量が比較的少なくても、体の働きを整えるために欠かせません。
一つの食品だけですべてを十分に補うのは難しいため、「ごはんだけ」「肉だけ」「野菜だけ」ではなく、異なる食品を組み合わせることが大切なんですね。
食品は一つの栄養素だけでできているわけではない
「お肉はたんぱく質」「ごはんは炭水化物」と紹介されることがありますが、実際の食品には複数の栄養素が含まれています。
例えば、肉にはたんぱく質だけでなく脂質やビタミン、ミネラルも含まれています。
いも類は炭水化物を多く含みますが、ビタミンやミネラル、食物繊維も取れる食品です。
同じ食品や食材でも、種類や部位、調理方法によって含まれる栄養素の量は変わります。
「この栄養素を取るなら、絶対にこの食品・この部位」と決めるより、いろいろな食材や部位を楽しむほうが、自然と食事の幅も広がりそうですね!
食事バランスガイドは栄養素ではなく料理で考えると簡単
五大栄養素を毎食細かく計算するのは、少し難しく感じますよね。
そこで、厚生労働省と農林水産省は、1日に「何を」「どれだけ」食べれば良いのかを示す「食事バランスガイド」を2005年に策定しました。
食事バランスガイドでは、毎日の料理を次の5つに分けています。
5つに分けられた料理
- 主食:ごはん、パン、麺など
- 副菜:野菜、いも、海藻、きのこなどを使った料理
- 主菜:肉、魚、卵、大豆製品などを使った料理
- 牛乳・乳製品
- 果物
栄養素そのものではなく、普段食べている料理として分類するため、食卓を見ながらバランスを確認しやすいのが特徴です。
例えば、麺だけで食事を終える日が続いているなら、副菜や主菜にあたる料理を加えるなど、足りないグループを見つけやすくなります。
完璧な献立を毎食目指すのではなく、一日や数日の食事を振り返る道具として活用すると、無理なく続けやすそうですね◎
栄養の必要量は人によって違う
健康に良い食事として紹介されている内容でも、すべての人に同じ量が当てはまるわけではありません。
必要なエネルギーや栄養素の量は、年齢、性別、体格、身体活動量などによって変わります。妊娠・授乳中であるか、成長期であるか、高齢期であるかといったライフステージも関係します。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」では、性別や年齢階級などに分けて、エネルギーや栄養素の摂取量の目安が示されています。
この基準は5年ごとに改定され、現在は2025年版が用いられていますので、参考にするのがおすすめです!
また、持病やアレルギーなどがあり個別の食事管理が必要な場合には、医師や管理栄養士などの専門家へ相談すると安心です。
栄養素は多く取れば取るほど良いわけではない
体に必要な栄養素と聞くと、「たくさん取ったほうが健康に良い」と思ってしまうかもしれません。
しかし栄養素には不足へ注意したいものがある一方で、取りすぎによる健康への影響を防ぐため、上限量や目標量が設定されているものもあります。
日本人の食事摂取基準の指標
- 推定平均必要量:半数の人が必要量を満たすと推定される量
- 推奨量:ほとんどの人が必要量を満たすと考えられる量
- 目安量:十分な科学的根拠が得られない場合に示される量
- 目標量:生活習慣病の予防を目的とする量や範囲
- 耐容上限量:過剰摂取による健康障害を避けるための上限
これらは、単純に一つの数字へ合わせれば良いというものではなく、目的によって意味が異なります。
特定の食品やサプリメントだけに頼ると、一部の栄養素へ偏る可能性もあります。
まずは日々の食事を基本に主食・主菜・副菜などを組み合わせ、それでも足りない部分をサプリなどで補うことが、栄養を考える第一歩になりそうですね。
まとめ
8月4日の【栄養の日】。
「8」を「エイト」、「4」を「よん」と読み、「えいよう」とする語呂合わせから、適切な栄養や食生活について考えるために制定された記念日でした。
栄養素にはそれぞれ異なる役割があり、必要な種類や量は年齢、性別、体格、活動量、ライフステージなどによっても変わります。
今日は普段の食事を振り返り、主食・主菜・副菜がそろっているか確認してみてはいかがでしょうか。
