11月2日は【書道の日・習字の日】です!
なぜ【書道の日・習字の日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
「11→いい 02→もじ」の語呂合わせから、11月2日が「書道の日」「習字の日」としてそれぞれ制定されました。
「多くの人に文字を書くことに親しみを持ってもらいたい」「手書きで文字を書くことの大切さを伝えていきたい」という願いの込められた、公益財団法人・日本習字教育財団が制定した記念日です。
プチ雑学・トリビア
パソコンで文字を打つことが多くなった昨今、しばらく「字を書いていない」という方も多いかもしれません。
私も普段ちょっとしたメモ書き以外ではほとんどペンを手にしなくなったため、いざ役所などで申請書を書かなければいけないとき、久しぶりに書く自分の字の汚さに唖然としてしまうことも…。
日頃から少しでも、手書きで文字を書く習慣を身につけておきたいですね。
今回はそんな書道・習字に関する雑学・豆知識を集めました。
書道と習字の違いは?
書道と習字。どちらも手書きで文字を書くものですが、その違いは何かご存知でしょうか。
書道は筆と墨を使って文字を書くこと、そして習字は文字の書き方を習うこと。
習字は道具に条件がないので、大きく言えば書道も含むものになります。
書道と習字の違い
- 書道:「筆と墨」を使って文字を書くこと
- 習字:文字の書き方を習うこと(道具の条件なし)
書道で使う半紙、なぜ「半」?
学校の授業や書道教室で行う書写。
このときに使う用紙で一般的に使われるサイズのものを「半紙」と呼ばれますが、なぜ「半分の紙」と書くのでしょうか。
実はこれには諸説あります。
半紙と呼ばれる理由の説
- 飛鳥時代に生まれた「杉原紙」の寸延判を、半分に切った寸法だから
- 平安時代の「延喜式」に記述された和紙の規格の、半分にした寸法だから
ちなみに大きさに関わらず「書道で使われる用紙は全て半紙」と思われがちですが、本来はサイズによって半紙かどうかが決まります。
そのため、縦に長い書道用紙のことは半紙と呼ぶのは正確には誤りです。
まとめ
11月2日の【書道の日・習字の日】。
「11→いい 02→もじ」の語呂合わせから、公益財団法人・日本習字教育財団によって制定された記念日でした。
綺麗な字を書く人は「きちんとした人」「マナーが身についている人」「育ちが良い人」など、とても良いイメージを抱きますよね。
私はあまり自分の字に自信がないため、字の綺麗な人はとても憧れてしまいます。
しかし、字はコツを掴んで練習すれば誰でも綺麗になるそうですよ。
この機会に、字が汚くて悩んでいる……という方は、綺麗な字を書けるように練習してみてはいかがでしょうか。