7月31日は【ビーチの日】です!
青い海と広い砂浜が広がるビーチは、海水浴やスポーツだけでなく、美しい景色や自然を楽しめる場所ですね。
なぜ7月31日が【ビーチの日】といわれるのかという由来・理由や、「ビーチ」に関するプチ雑学をまとめました。
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ビーチの日の由来・理由
「な(7)み(3)が、いい(1)」と読む語呂合わせと、7月の第3月曜日の「海の日」と8月11日の「山の日」の間にあることから、NPO法人日本ビーチ文化振興協会によって7月31日が「ビーチの日」として制定されました。
海辺の環境保全や、海から受ける恩恵について考えるきっかけを作ることを目的として、2017年に日本記念日協会へ認定・登録された記念日です。
ビーチに関するプチ雑学・トリビア
ビーチは夏の遊び場として親しまれていますが、人の暮らしや地域文化、生き物の生息環境にも深く関わっています。
砂浜をじっくり見てみると、砂の色や波の模様、漂着物など、海辺ならではの発見もありますよね!
ここからは、そんなビーチに関する雑学をいくつかご紹介します。
ビーチは夏以外も楽しめる!
ビーチというと、夏の海水浴や日光浴を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかしビーチでは季節を問わず、散歩、清掃活動、自然観察、スポーツ、地域イベントなど、さまざまな活動を楽しめます。
日本ビーチ文化振興協会では、子どもから高齢者までが一年を通して集まり、交流できる「ビーチパーク」として海辺を活用することを目指しています。
ビーチスポーツやマリンスポーツだけでなく、環境保全や観光交流を通して、人と海辺の関係を深める活動も行われているんですよ。
「ビーチ=夏に泳ぐ場所」だけではなく、一年を通して自然や人と触れ合える場所なんですね。
泳ぐ以外のビーチの楽しみ方
- 波の音を聞きながら散歩する
- 漂着した貝殻や流木を観察する
- 海岸清掃へ参加する
- 砂浜でヨガや軽い運動を楽しむ
- 夕日や星空を眺める
- 海辺の植物や野鳥を観察する
砂浜の色は場所によって大きく違う
砂浜というと白や薄い茶色を思い浮かべますが、砂の色はすべてのビーチで同じではありません。
砂は、山や崖の岩石が風雨で削られ、川や波によって運ばれたものや、貝殻やサンゴ、生き物の骨格などが細かく砕かれたものからできています。
そのため、周辺の地質や生態系によって、白、黄色、茶色、黒などさまざまな色になるんです。
沖縄の白い砂浜には、細かくなったサンゴや貝殻などが多く含まれています。
一方、瀬戸内海の砂浜には、山から川を通じて運ばれた花崗岩由来の砂が堆積している場所があります。
さらに火山の近くでは黒っぽい火山岩が砕けてできた黒い砂浜や、赤い砂浜が見られることもあるそうですよ。
旅先でビーチを訪れたら、景色全体だけでなく、足元の砂の色や粒の大きさを見比べてみると、その土地の成り立ちを感じられそうですね!
砂浜は天然の防波堤のような役割を持つ
砂浜は海水浴や散歩を楽しむ場所であると同時に、海から押し寄せる波の力を弱める役割も持っています。
波が浅い砂浜へ入ると、海底との摩擦や砕ける動きによって力が少しずつ失われます。
そのため、広い砂浜は高潮や高い波が陸地へ直接届くのを抑える、天然のクッションのように働くんです。
国土交通省では、砂浜には次のような機能があると説明しています。
砂浜の機能
- 波の力を弱める防災機能
- 海水の浄化に関わる機能
- 生き物の環境を守る機能
- 海水浴やレジャーを楽しむ空間
- 美しい海岸景観を作る機能
砂浜は単なる砂の集まりではなく、地域の安全や自然環境を支える重要な存在なんですね。
なお、公共の海岸にある砂やサンゴのかけらは、自由に大量採取できるものではありません。
沖縄県では、砂を含む土石類の採取には海岸管理者の許可が必要だと案内されているんです。
きれいな砂を記念に持ち帰りたくなることもありますが、訪れた場所のルールを確認し、景色は写真や思い出として残すのが安心ですね。
砂浜はウミガメや鳥にとっても大切な場所
一見すると生き物が少ないように見える砂浜ですが、実はさまざまな生物が暮らしたり、繁殖したりする場所です。
砂の中には小さなカニや昆虫などが生息し、それらを餌にする鳥も訪れます。
波打ち際から少し離れた場所には海浜植物が生え、強い風や潮、乾燥に耐えながら砂浜の環境を支えています。
さらに、日本の砂浜にはウミガメが産卵のために上陸する場所もあります。
ウミガメは夜間に砂浜へ上がり、砂を掘って卵を産むことも。
そのため、産卵地では大きな音や強い照明を避けたり、立入区域のルールを守ったりすることが大切です。
ビーチを訪れたときは、砂浜が人間だけの遊び場ではなく、多くの生き物が命をつなぐ場所でもあることを覚えておきたいですね。
波が少ない静かな場所にも注意が必要
海水浴では、波が激しく砕けている場所より、波の少ない静かな場所のほうが安全に見えるかもしれません。
しかし、波打ち際に集まった海水が沖へ戻る「離岸流」が発生している場所では、周囲より波が砕けておらず、一見穏やかに見えることがあります。
離岸流は沖へ強く流れることがあり、流れに逆らって岸へ向かおうとすると、体力を消耗してしまいます。
最速で毎秒2mに達するため、プロのオリンピック選手でも逆らって泳ぐことは困難だそうです。
離岸流が発生している場所には次のような特徴が見られる場合がありますので、海水浴を楽しむ時は注意しましょう。
何よりも、監視員やライフセーバーがいる場所を選び、旗や場内放送、遊泳区域の案内に従うことが大切ですね!
離岸流が発生している場所の特徴
- 周囲より波が砕けていない
- 泡や漂流物が沖へ流れている
- 砂が巻き上がり、海水の色が周囲と違う
- 波打ち際が陸側へ大きくへこんでいる
- 防波堤や突堤などの構造物に沿って流れがある
まとめ
7月31日の【ビーチの日】。
「なみがいい」の語呂合わせと、海の日と山の日の間にあることから、海辺への関心や環境保全意識を高めるために制定された記念日でした。
ビーチはレジャーを楽しむだけでなく、波の力を弱め、多くの生き物の暮らしを支える大切な場所です。
今日は海辺に出かけて景色や生き物に目を向けたり、砂浜をきれいに使う方法について考えたりしてみてはいかがでしょうか。
