10月16日は【世界食料デー】です!
なぜ【世界食料デー】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
朝礼のスピーチ、メルマガ配信、話のネタの参考にどうぞ!
由来・理由
1945年10月16日に「国際連合食糧農業機関(FAO)」が設立されました。
このことから、10月16日が「世界食料デー」として制定されました。
世界食料デーは英語表記は「World Food Day」で、国際機関によって定められた記念日である「国際デー」の一つです。
関連記事
プチ雑学・トリビア
物価高や貧困問題など日本でも取り沙汰されることはありますが、それでも世界的に見ると日本はとても恵まれた国です。
発展途上国の飢餓や貧困はわたしたちが思う以上に深刻なもので、残念ながらかなり長期間、なかなか解決できていない問題です。
今回は世界食料デーにちなんで、飢餓や食糧問題に関する雑学・豆知識を集めました。
日本では10月が「世界食料デー月間」!
あまりご存知の方は少ないようですが、2008年から日本では10月は「世界食料デー月間」とされています。
飢餓や食料問題の解決のために活動するNGO・NPO・国際機関と共同で情報発信などが行われています。
飢餓問題を解決するためには多くの人の協力が必要です。
まずは「知ること」から、ぜひ始めてみてくださいね。
食糧生産は追いついているのに飢餓が起きている?
「食糧問題」「飢餓」と聞くと、世界に食べ物が足りないように感じますよね。
しかし実は食べ物は十分にあり、データ上で考えると全ての人が食べられるだけの食料は生産されているはずなのです。
それなのにアフリカなどを中心に、世界では飢餓が深刻な問題。
2018年の調査では、なんと世界で9人に1人が飢餓に直面しており、3人に1人が栄養不良だと言われています。
食料問題の原因はさまざまありますが、主に以下のようなものが原因だと言われています。
食料問題の原因
- 自然災害による原因
- 貧困による原因
- 先進国・途上国の不均衡
世界の3分の1の食料が捨てられている?
3人に1人が栄養不良という大きな問題がある中で、世界で生産されている食料の3分の1は捨てられているそうです。
捨てているのは食べ物が余っている先進国。それに対して発展途上国では飢餓人口が増えてしまっているのが実情。
まとめ
10月16日の【世界食料デー】。
1945年10月16日に「国際連合食糧農業機関(FAO)」が設立したことから制定された記念日(国際デー)でした。
2030年までに「飢餓をゼロにする」ということを掲げていた国際社会ですが、なかなか解決が難しいのが現状のよう。
課題の多い問題の解決には、多くの人の協力が必要です。
まずは世界の辛い現状を知り、できることから一歩ずつ、アクションしてみませんか。