7月21日は【自然公園の日】です!
なぜ【自然公園の日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
1957年7月21日に、自然公園を守り親しんでもらうことを目的とした「自然公園法」が制定されました。
このことから、7月21日が「自然公園の日」となりました。
毎年記念日である7月21日から8月20日までの1ヶ月を、環境省は「自然に親しむ運動」期間と定めています
プチ雑学・トリビア
「自然公園」は美しい自然の保護するためだけでなく、国民の保健・休養・教化などのため、自然に親しんで野外リクリエーションを楽しむことができるよう指定された公園のこと。国や自治体によって管理されています。
近くに暮らす人々の生活×自然の調和を図るほかにも、場所によっては重要な観光資源になることも。
今回はそんな自然公園に関する雑学・豆知識を集めました。
自然公園は3つに分類される
自然公園はその規模や景観などの程度により、自然公園法2条1号によって3つの種類に区分されています。
自然公園の分類
- 国立公園(国が指定・国が管理)
- 国定公園(国が指定・都道府県が管理)
- 都道府県立自然公園(都道府県が指定・都道府県が管理)
また、初めて日本で初めて国立公園が指定された3月16日は「国立公園指定記念日」となっています。
自然公園は全国に400箇所以上!
自然公園の数は、2020年時点で402箇所あります。
お近くの自然公園が知りたい場合は、各自治体のHPなどで紹介されていることが多いので、ぜひ調べてみてくださいね。
分類ごとの自然公園の数
- 国立公園:34箇所
- 国定公園:57箇所
- 都道府県立自然公園:311箇所
「国営公園」との違いは?
自然公園の中で「国立公園」「国定公園」がありますが、この2つにとてもよく似た「国営公園」という公園も存在します。
この違い、わかりますか?
前者2つが今回の自然公園法に基づいて指定される公園ですが、「国営公園」は「都市公園法」の要件を満たす公園が指定されます。
国営公園は都市計画施設として作られた公園で、多くの場合は入園料が必要です。その分遊具が豊富で設備が充実しており、イベントの開催などが行われることも。
現在、国営公園は全国で17箇所が設置されています。
滋賀県は「国立公園ゼロ」でも自然公園の面積割合が日本一!
2022年時点で国立公園が無い都道府県は6府県あり、滋賀県もそのうちのひとつ。
しかし、自然公園の面積割合は日本一となっています。
その理由はズバリ、滋賀県といえば?と聞くとほとんどの日本人が答えるであろう「琵琶湖」の存在。
実は国定公園の登録第一号が、この「琵琶湖」と周辺地域の箇所なんです。これは国定公園の中で2番目に大きいとされています。
そのほかにも1つの国定公園・3つの都道府県立自然公園があるため、総合して日本一の面積になっているんです。
まとめ
7月21日の【自然公園の日】。
1957年7月21日に、自然公園を守り親しんでもらうことを目的とした「自然公園法」が制定されたことが由来の記念日でした。
自然あふれる空間はただお散歩するだけでもとても気持ち良く、リフレッシュできますよね。
ぜひ自治体HPなどでお近くの自然公園を探して、散策してみてください。