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【雑学】7月20日はビリヤードの日!〜今日は何の日?

ビリヤードの日

7月20日は【ビリヤードの日】です!
なぜ【ビリヤードの日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。

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由来・理由

1955年7月20日、ビリヤード場を風俗営業法の規制の対象外とする法案が成立しました。
このことから、7月20日が「ビリヤードの日」として制定されました。

ちょこっとメモ

ビリヤードを健全なスポーツにしようとした眞鍋儀十(まなべぎじゅう)衆議院議員の尽力によるもので、そのため彼は「撞球純正スポーツの父」と呼ばれることになりました。

プチ雑学・トリビア

オシャレなイメージの強いビリヤード。
敷居の高いイメージがありますが、実は老若男女が楽しめて気軽に始めることのできるもので、さらに上達がわかりやすいことからハマる人が続出している人気のスポーツです。

今回はそんなビリヤードに関する雑学・豆知識を集めました。

ビリヤードの魅力って?

ビリヤードとは、白い球を「キュー」と呼ばれる棒でついて転がし、ビリヤード台の上にあるナンバリングされた他の球をポケットに入れていくスポーツのこと。
実は遊び方はたくさんあって、1〜9を順番に当てていき9番ボールをポケットした方が勝ちという「ナインボール」、1〜15までのボールを使って8番ボールをポケットした方が勝ちという「エイトボール」など、楽しみ方はさまざま。

激しい運動ではなく室内でできますし、一人でも楽しむことができるので、誰でも気軽に始められるスポーツです。
単純にやるだけでも楽しめますが、やればやるほど奥深く、本格的に楽しむなら戦略も必要。しかしルールの特性上、初心者でも上級者に勝つことができる可能性も秘めているのが、このスポーツの魅力と言われています。

ビリヤードの魅力

  • 老若男女、誰でも気軽に始められる
  • 屋内でやるので快適に楽しめる
  • 一人でも楽しめる
  • やればやるほど奥深く、戦略を練る楽しみもある
  • ルールの特性上、初心者でも上級者に勝てる可能性がある

ビリヤード場はかつて風営法規制で許可申請が必要だった

1955年7月20日までは、ビリヤード場は風俗営業法規制の対象となっていました。
そのため当時は開業時に公安委員会(警察署)の許可を受ける必要があったのですが、1955年よりこの対象外となりました。

風俗営業に該当する営業は、風営法第1条で定められています。

この法律は、善良の風俗と清浄な風俗環境を保持し、及び少年の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止するため、風俗営業及び性風俗関連特殊営業等について、営業時間、営業区域等を制限し、及び年少者をこれらの営業所に立ち入らせること等を規制するとともに、風俗営業の健全化に資するため、その業務の適正化を促進する等の措置を講ずることを目的とする。

風営法第1条

「射幸心(=運などのまぐれ当たりの利益を願う気持ち)をそそるおそれのあるもの」が少年の健全な育成に障害を及ぼすと考えられていたため、この法律ではさまざまな施設や遊技設備が規制されています。
もともとはビリヤードもこれに当たると考えられていたのですが、実際にはスポーツ的な要素が強いですよね。運の要素についてもスポーツ的な運(ついたボールが想定と違うところに進んだ、1つしか当たらないと思っていたのに複数当たったなど)はあれど、設備によって左右される運はほとんど無いと考えられます。

その結果、健全な室内スポーツとして規制の対象外となりました。

ちなみに射幸心をそそるおそれがあり、規制対象となる遊技設備には下記のようなものがあります。

規制対象の遊技施設

  • スロットマシンなどのメダルゲーム
  • クレーンゲーム機
  • ルーレット競技

ビリヤードがキッカケでプラスチックが開発・広がった?

私たちの生活に根付いているプラスチック。環境問題で取り上げられることもありますが、現代の日々の生活には欠かせない素材のひとつで、どの家庭にも必ずと言うほどプラスチック製品はあるのではないでしょうか。
プラスチックの誕生については考え方によりいくつか説がありますが、その中のひとつとしてビリヤードがキッカケで開発されたというものがあります。

プラスチックの中で一番最初に開発されたのは、セルロースを原料とした「セルロイド」というもの。
アメリカの若い印刷業者であるジョン・ハイアットが発明したものですが、これをどう活かそうかと考えていたところ、ビリヤードの球を製造していた会社がとある募集を行いました。

それは「ビリヤード球の新しい素材」の募集。
当時、ビリヤードの球は象牙を素材としていたのですが、人気が高まるにつれ貴重な象牙は不足する事態に。
そこで1万ドルもの懸賞金をかけて新しい素材の募集を行ったのです。

この象牙に代わる新しい素材として選ばれたのがセルロイドでした。こうして「人類最初のプラスチック」と言われる素材が誕生したと言われています。

ただ、セルロイドの原料であるセルロースは天然のもの。
そのため「化学的に合成された完全なプラスチックは『フェノール樹脂』」とする考え方もあるため、「プラスチックの誕生についてはいくつか説がある」というのが正確なところです。

まとめ

7月20日の【ビリヤードの日】。

1955年7月20日、眞鍋儀十衆議院議員の尽力により、ビリヤード場を風俗営業法の規制の対象外とする法案が成立したことから制定された記念日でした。

室内でできるため、猛暑や雨などの気候・天候に左右されず、いつでも楽しめることもビリヤードの魅力ですよね。
ぜひ、ビリヤードを楽しんでみてはいかがでしょうか?

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