7月13日は【オカルト記念日】です!
なぜ【オカルト記念日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
1974年7月13日に、オカルトブームの火附け役となった映画「エクソシスト(The Exorcist)」が日本で初公開されました。
このことから、7月13日が「オカルト記念日」として制定されました。
「エクソシスト」はアメリカで1973年に製作されたホラー映画で、アカデミー賞の脚色賞と音響賞の2部門でオスカーを獲得した作品です。
プチ雑学・トリビア
ホラー映画の金字塔・「エクソシスト」。
1973年に製作され大ヒットを記録し、以降1977年に「エクソシスト2」、1990年に「エクソシスト3」、2000年に「エクソシストディレクターズカット版」など、さまざまな作品が公開されました。
この時期、日本もすっかりオカルトブーム。世紀末感も相まって、街がなんだか不思議な空気に包まれていたことを思い出します。
今回はそんなオカルトに関する雑学・豆知識を集めました。
映画「エクソシスト」にはモデルがいた!
映画「エクソシスト」はウィリアム・P・ブラッディによる小説が原作ですが、この小説にはモデルとなった事件があります。
それは1949年に起きた「メリーランド悪魔憑き事件」と言われるもの。当時14歳だった少年が悪魔に取り憑かれたとして、3月9日から数ヶ月にもわたって、悪魔祓いが行われたそうです。
この事件に関わったレイモンド・J・ビショップ神父の日記がワシントン・ポストに掲載されたことで、これを読んだウィリアム・P・ブラッディが小説を書いたと言われています。
少年は「ロビー・マンハイム」という仮名で記されていましたが、本名が「ロナルド・エドウィン・ハンケラー」であることが近年明かされました。
彼はNASAで優秀なエンジニアとして、40年近くも勤めていたそうです。
2001年にNASAを退職した後は、2020年に脳卒中のため85歳で亡くなられました。
オカルトとカルトの違いは?
「オカルト」と「カルト」、似たようなイメージの言葉ですが、実は全く違う意味であることをご存知でしょうか。
「オカルト」は英語だと「神秘的な、不思議な、超自然的な(もの)」という意味ですが、その語源はラテン語で「occulta(オックルタ)」。意味は「隠されたもの」や「秘密にされたもの」となります。
こうした本来の意味が派生して、「目で見えないもの」「触れて感じたりできないもの」に使われるようになり、一般的に使用されるようになりました。
「カルト」は現代では反社会的な集団や組織を指す異常めいたイメージが定着してしまいましたが、元来は「儀礼」「祭祀」の意味を表す宗教用語のこと。
語源はラテン語で「cultus(クルトゥス)」、意味は「崇拝」「礼拝」となります。
元来の意味、語源など全く別物の言葉であることが分かりますね。
オカルトとカルトの違い
- オカルト:ラテン語「occulta」が語源で、「隠されたもの」という意味
- カルト:ラテン語「cultus」が語源で、「崇拝」「礼拝」という意味
まとめ
7月13日の【オカルト記念日】。
1974年7月13日に、オカルトブームの火附け役となった映画「エクソシスト(The Exorcist)」が日本で初公開されたことから制定された記念日でした。
オカルトブームの火付け役となりこの記念日の由来でもある「エクソシスト」ですが、劇場版リブート企画が進行中。
3部作となる1作目が、2023年10月にも全米で公開されるそうです。
最新作に向けて、過去の作品を順番にご覧になってはいかがでしょうか?