10月3日は【洗浄の日】です!
洗濯や食器洗いからメガネの超音波洗浄まで、汚れを落とす仕組みには身近な科学が詰まっています!
なぜ10月3日が【洗浄の日】といわれるのかという由来・理由や、「洗浄」に関するプチ雑学をまとめました。
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洗浄の日の由来・理由
「千(セン)は10の3乗(ジョウ)」という語呂合わせから、公益社団法人日本洗浄技能開発協会によって「洗浄の日」が制定されました。
水の力を生かした高圧洗浄の普及や活用を促し、洗浄に携わる人の技能向上や作業方法の改善につなげることも、この記念日の目的です。
洗浄に関するプチ雑学・トリビア
洗浄とは、水や洗剤などの力を利用して、物に付いた汚れや異物を取り除くこと。同じ「洗う」でも、衣類、食器、精密部品では、汚れを落とす仕組みも道具も異なります。
ここからは、「洗浄の日」にぴったりな洗浄の雑学をいくつかご紹介します。
洗剤の分子は、水好きと油好きの「二刀流」
水だけでは落ちにくい皮脂汚れを助けるのは、洗剤の主成分である界面活性剤。
界面活性剤の分子には、水になじむ「親水基」と、油になじむ「親油基」という2つの部分があります。
まるで水と油の間を取り持つ、二刀流のような存在なんです。
親油基が油汚れにくっつき、親水基が水のほうを向いて汚れを包み込むと、汚れは繊維や食器から離れやすくなります。
水と油をなじませて、浮いた汚れを水中へ連れ出すのが界面活性剤の大きな役割。
小さな分子が集まって働くことで、普段の洗濯や食器洗いを支えているんですね!
洗濯表示は、5つの基本記号を読めば分かりやすい
衣類のタグに並ぶ洗濯表示は、記号が多くて難しそうに見えませんか?
実は基本となる形は、家庭での洗濯、漂白、乾燥、アイロン、クリーニングを表す5種類です。
数字や点、下線などが加わると、温度や処理の強さが分かります。
洗濯表示の5つの基本記号
- 桶:家庭での洗濯
- 三角:漂白
- 四角:乾燥
- アイロン:アイロン仕上げ
- 円:商業クリーニング
さらに、記号の上に大きな「×」が重なっている場合は、その処理ができないという意味です。
「×なら避ける」「桶の数字は上限温度」と覚えるだけでも、衣類を傷める失敗を減らせます。
お気に入りの服を洗う前に、タグを一度確認してみてくださいね!
超音波洗浄は、目に見えない泡が汚れをはがす
メガネ店などで見かける超音波洗浄機は、ブラシでこすらずに細かな隙間まで洗えるのが特徴です。
液体に強い超音波を加えると、内部にごく小さな気泡が生まれ、つぶれる現象が起こります。
このキャビテーションと呼ばれる現象が、洗浄力のひとつなんです。
無数の気泡が発生して消えるときの力によって、表面や細い隙間に付いた汚れがはがれやすくなります。
さらに液体の振動や流れも加わり、手やブラシが届きにくい部分まで洗浄できます。
「こする」以外の力でも汚れを落とせるとは、ちょっと意外ですよね!
「まぜるな危険」は、念のためではなく本当に危険
洗剤のラベルで見る「まぜるな危険」は、強い表現で驚かせるための注意書きではありません。
塩素系漂白剤と酸性タイプの洗浄剤が混ざると、人体に有害な塩素ガスが発生するおそれがあります。
塩素系漂白剤に酢などの酸性物質を混ぜるのも危険です。
同時に混ぜなくても、一方を使った直後にもう一方を続けて使うと、成分が混ざる可能性があります。
用途・使用量・換気方法を含め、洗剤は必ず製品ラベルどおりに使うことが大切です。
汚れをしっかり落とすこと以上に、何よりも安全に洗うことを優先しましょう!
まとめ
10月3日の【洗浄の日】。
「千(セン)は10の3乗(ジョウ)」という語呂合わせから、公益社団法人日本洗浄技能開発協会によって制定された記念日でした。
洗浄には、界面活性剤、記号で伝える洗濯表示、超音波の気泡など、さまざまな工夫が使われています。
今日は身近な洗剤のラベルや衣類のタグを見ながら、安全で素材に合った洗い方を確認してみてくださいね!
