8月9日は【野球の日】です!
投げる、打つ、走る、守るという多彩なプレーが詰まった野球は、子どもから大人まで幅広い世代に親しまれているスポーツですね。
なぜ8月9日が【野球の日】といわれるのかという由来・理由や、「野球」に関するプチ雑学をまとめました。
朝礼のスピーチ、メルマガ配信、話のネタの参考にどうぞ!
野球の日の由来・理由
「や(8)きゅう(9)」と読む語呂合わせと、高校野球などで野球への関心が高まる季節であることから、ミズノの直営店・エスポートミズノ(現在のMIZUNO TOKYO)によって8月9日が「野球の日」として制定されました。
日本へ野球が伝わったのは1872年で、東京の学校で英語を教えていたアメリカ人教師のホーレス・ウィルソンが生徒たちへ教えたことが始まりとされています。
野球に関するプチ雑学・トリビア
野球は一球ごとに試合の流れが変わり、選手同士の駆け引きや細かな記録まで楽しめるのが魅力ですね!
普段何げなく使っている競技名やボールにも、野球が日本へ伝わってから積み重ねられてきた歴史が隠れています。
ここからは、そんな野球に関する雑学をいくつかご紹介します。
「野球」という言葉を考えたのは中馬庚
英語の「baseball」を「野球」と訳した人物は、明治時代の教育者・中馬庚とされています。
中馬庚は第一高等中学校、後の第一高等学校で野球選手としても活躍し、1894年に「ベースボール」を日本語で表す言葉として「野球」を用いました。
その後、競技の技術やルールをまとめた専門書も出版し、日本で野球が広まるうえで大きな役割を果たしています。
俳人の正岡子規も野球を愛し、競技の普及に貢献した人物として知られていますが、「野球」という競技名の考案者として野球殿堂博物館が紹介しているのは中馬庚です。
中馬庚は1970年に、野球の発展へ貢献した人物として野球殿堂入りを果たしました。
身近なスポーツ名は、日本で競技を楽しんでいた一人の学生によって考えられたんですね!
野球は最初から9回制だったわけではない
現在の一般的な野球では、両チームが9回ずつ攻撃と守備を行います。
しかし、初期の野球では現在と異なる方法で試合の勝敗を決めていました。
日本野球機構が公開している歴史によると、1857年に9イニング制が採用されるまでは、先に21点を取ったチームが勝つ方式が使われていたそうです。
21点先取では、両チームの得点力によって試合時間が大きく変わります。
一定の回数で区切る9回制が採用されたことで、攻撃と守備の機会が整理され、試合を進めやすくなったと考えられます。
なお、少年野球や一部の大会では、選手の年齢や試合時間などに合わせて、6回制や7回制が採用されることもあります。
例えば、NPBガールズトーナメントでは6回制を基本とする特別ルールが設けられています。
野球を見るときは、得点だけでなく「残り何回の攻撃があるか」を意識すると、試合終盤の緊張感をさらに楽しめますね。
硬式野球のボールには108個の縫い目がある
硬式野球のボールには、赤い糸で作られた縫い目があります。
最初期は116あった縫い目ですが、現在、日本プロ野球の統一試合球では縫い目の数は108と定められています。
さらに、縫い目の幅はおよそ0.8センチメートル、高さはおよそ0.9ミリメートルを標準とする規定も設けられています。
この縫い目は、ボールの表面をつなぎ合わせるだけの飾りではありません。
ボールの強度を保ち綺麗な球状にすることはもちろん、投手はこの縫い目へ指をかけ、握り方や指の離し方を変えることで、ストレート・カーブ・フォークなど異なる変化を生み出します。
同じボールを投げても、握る位置や回転の向きによって軌道が変わるため、投手にとって縫い目はとても重要な存在なんですね。
野球中継で投手の手元が大きく映ったら、ボールのどの位置へ指をかけているのか注目してみるのも面白いですよ。
軟式野球のボールは日本で生まれた
学校の部活動や草野球などで使われる軟式ボールは、実は日本で考案されたものなんです。
日本野球機構の歴史年表によると、1918年に鈴鹿栄が少年野球用の軟式ボールを発明。
硬いボールを扱うことによるけがの危険を抑え、子どもたちが野球を楽しみやすくするために、ゴムを使ったボールが作られたんです。
硬式ボールは革で覆われていますが、軟式ボールの外側にはゴムが使われています。
素材や弾み方は異なるものの、投げる、打つ、捕るという野球の基本的な楽しさは共通しています。
軟式野球が広がったことで、専用の大きな設備がない学校や地域でも、野球へ取り組みやすくなりました。
身近な公園や学校で見かけるゴム製のボールが、日本独自の工夫から生まれたものだと知ると、少し見方が変わりますね!
日本のプロ野球は7球団のリーグ戦から始まった
日本では1934年に、大日本東京野球倶楽部、後の読売ジャイアンツにつながるプロ野球チームが誕生しました。
1936年には7球団によって日本職業野球連盟が創設され、本格的なリーグ戦が始まります。
リーグ戦が始まった時の7球団
- 東京巨人
- 大阪タイガース
- 名古屋
- 東京セネタース
- 阪急
- 大東京
- 名古屋金鯱
戦時中には活動が一時休止されましたが、終戦後の1945年に試合が再開。
1950年にはセントラル・リーグとパシフィック・リーグによる2リーグ制が始まり、現在につながる日本プロ野球の形が整えられていきました。
球団名や本拠地は時代とともに変化していますが、応援歌やマスコット、ユニフォームなど、競技以外の文化も発展しています。
好きな球団がある方は、そのチームがいつ誕生し、以前はどのような名前だったのかを調べてみると、応援がさらに楽しくなるかもしれませんね。
まとめ
8月9日の【野球の日】。
「や(8)きゅう(9)」の語呂合わせと、野球への関心が高まる季節であることから制定された記念日でした。
今日は公園でキャッチボールを楽しんだり、好きな選手や球団の歴史を調べたりしてみてはいかがでしょうか。

