11月11日は【もやしの日】です!
なぜ【もやしの日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
「1111」が4本並んだもやしがまっすぐ伸びる様子に見えることから、11月11日が「もやしの日」として制定されました。
もやし生産者協会が2012年に制定した記念日です。
プチ雑学・トリビア
物価高が家計に大打撃を与えてくる昨今、安価でボリュームもあるもやしはとてもありがたい存在ですよね。
今回はそんなもやしに関する雑学・豆知識を集めました。
もやしは何の野菜?名前の意味は?
もやしは「もやし」という植物があるわけではありません。漢字では「萌やし」と書き、「芽を出させる」という意味になります。
豆類などの種子を暗所で発芽させ、徒長(ひょろひょろと細長く)させて育てたものの総称のことを「もやし」と言います。
日本でもやしとして生産される種子は、主に以下のようなもので、9割は緑豆のもやしが占めています。
もやしに使われる種子
- 緑豆
- ブラックマッペ
- 大豆
もやしの栄養、実は豊富?
ひょろひょろと弱いイメージがある上、量が多いのにとても安いもやし。
そのためか、「もやしにはほとんど栄養がない」と思われがち。
しかし実はもやしは栄養豊富で、ビタミン・ミネラル・カルシウム・カリウム・食物繊維などがたくさん含まれた野菜です。
それでいてカロリーは低いため、ダイエットにも最適なヘルシー野菜です。
中でも「大豆もやし」は他のもやしと比べてもさらに栄養が多く含まれます。
もやしが安い理由は?
もやしは他の野菜と比べると、とてもお安い食材ですよね。
その理由は、もやしの生産にかかるコストが非常に少ないから。
一般的にお野菜を育てるということには肥料を混ぜた土づくりをして、太陽にしっかり当てて、数ヶ月育ててから収穫するという流れが必要です。
しかしもやしは暗所で育てるため太陽光は必要ありません。
発芽には種子時代の栄養を使うため、肥料はおろか土もいらず、水飲みで育ちます。
さらに発芽してから一週間ほどという短いスピードで出荷されるため、とにかくコストがかからないのです。
多くの野菜がここ数十年で値上がりする中、生産技術が上がったもやしの価格はなんと40年前と比較しても下がっている状況なんですよ。驚きですね。
もやしが安い理由
- 土や肥料がいらないから
- 太陽に当てる環境が必要ないから
- 発芽から一週間ほどという短いスパンで出荷できるから
まとめ
11月11日の【もやしの日】。
「1111」が4本並んだもやしがまっすぐ伸びる様子に見えることから、2012年にもやし生産者協会によって制定された記念日でした。
お値段安く、それでいて栄養もしっかり含まれているコスパ最強の野菜・もやし。
シャキシャキとした食感が美味しくどんな料理にも使えるので、とてもありがたい存在ですよね。
今日の食卓に、もやしメニューを加えてみてはいかがでしょうか。