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雑学

【翻訳の雑学】9月30日は翻訳の日!〜今日は何の日?

9月30日・翻訳の日

9月30日は【翻訳の日】です!
外国の本や映画、アプリを身近に楽しめるのも、言葉を橋渡しする翻訳のおかげですね。

なぜ9月30日が【翻訳の日】といわれるのかという由来・理由や、「翻訳」に関するプチ雑学をまとめました。

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翻訳の日の由来・理由

2017年(平成29年)5月に国連総会で9月30日を「国際翻訳デー」とすることが決議されたことから、日本翻訳連盟(JTF)が同日を「翻訳の日」と定め、2019年(令和元年)5月に日本記念日協会から認定を受けました。

ちょこっとメモ

国際翻訳デーは、聖書をラテン語に訳した翻訳者の守護聖人・聖ヒエロニムスの祝日である9月30日に設けられています。

翻訳に関するプチ雑学・トリビア

翻訳は、ある言語で書かれた内容を別の言語で伝える仕事です。
ただ単語を置き換えるだけではなく、文脈や専門用語、読み手に合う自然な表現まで考えて訳文を組み立てられているそうですよ。

ここからは、「翻訳の日」にぴったりな翻訳の雑学をいくつかご紹介します。

国連の公式言語(公用語)は6つある!

国連には、加盟国の情報を多くの人へ正確に届けるための6つの公式言語があります。
国連の文書は、原則としてこれらの言語で提供され、翻訳者は人権や平和、安全保障、開発など幅広いテーマを扱います。
公式会議でもこれら6つの言語に同時通訳が提供されるそうですよ。

国連の6つの公式言語

  • アラビア語
  • 中国語
  • 英語
  • フランス語
  • ロシア語
  • スペイン語

言語が6つあれば、単純計算でも組み合わせはぐっと増えます。
同じ内容を各言語でそろえて届ける裏側には、多くの言語専門家の仕事があるんですね。

同じ原文でも、訳し方はひとつとは限らない

翻訳には、計算問題のような唯一の正解がいつもあるわけではありません。
同じ文章でも、誰に向けて訳すのか、どんな場面で使うのかによって、自然な表現は変わります。

日本翻訳連盟の翻訳ミニコンテストでも、参加者の訳文を比較し、よい訳のポイントを解説する企画が行われています。
原文の意味を保ちながら、読み手に伝わる言葉を選ぶところが、翻訳の難しさであり面白さなんです!

ニューラル機械翻訳は大量の「対訳」から学ぶ

AI翻訳で使われるニューラル機械翻訳は、脳の神経回路を模したニューラルネットワークを利用する技術です。
学習に欠かせないのが、原文と訳文を組み合わせた対訳データ。

情報通信研究機構(NICT)は、特許分野だけでも数億文規模の対訳データを使って機械翻訳を開発してきました。
翻訳AIが自然な文章を作れる背景には、人が積み重ねてきた膨大な訳文があるということですね。

訳文をもう一度戻す「逆翻訳」が確認に役立つ

自動翻訳の結果が正しいか分からないときは、訳文を元の言語へもう一度翻訳する方法があります。
これは逆翻訳や「バックトランスレーション」と呼ばれる確認方法です。

NICTの音声翻訳アプリ「VoiceTra」でも、翻訳結果を自分の言語へ戻して表示し、入力文と意味が一致するか確かめられます。
完全な判定方法ではありませんが、大きな意味のずれに気づく手がかりとして覚えておくと便利ですよ!

翻訳者は「用語をそろえる」役目も担う

長い文書の中で、同じ言葉が別々の表現に訳されていたら読みにくいですよね。
そのため翻訳者は文章を訳すだけでなく、重要な用語を統一する作業も行います。

国連の翻訳部門も、6つの公式言語における用語の標準化を重要な仕事のひとつに挙げています。
読みやすく誤解の少ない文章を作るには、華やかな言い回しより「同じものを同じ言葉で表す」地道な工夫が欠かせないんです。

まとめ

9月30日の【翻訳の日】。

2017年(平成29年)5月に国連総会で9月30日を「国際翻訳デー」とすることが決議されたことから、日本翻訳連盟(JTF)が同日を「翻訳の日」と定め、2019年(令和元年)5月に日本記念日協会から認定を受けた記念日でした。

翻訳は、言葉を置き換えるだけでなく、文脈を読み取り、自然な表現や統一された用語で情報を届ける仕事です。
今日は外国の本や映画に触れ、そこに込められた翻訳者の工夫にも注目してみてはいかがでしょうか。

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