9月25日は【骨董の日】です!
なぜ【骨董の日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
江戸時代に山東京伝による「骨董集 巻之三」に記述された日付「文化十二乙亥九月二十五日」にちなんで、9月25日が「骨董の日」として制定されました。
京都に本社を置いて骨董や美術品のオークションを手掛ける「株式会社古裂會(こぎれかい)」が2017年に制定した記念日です。
プチ雑学・トリビア
古く希少価値のある骨董品。
お家によっては代々受け継がれた骨董品があったり、趣味などで骨董品を集める方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回はそんな骨董に関する雑学・豆知識を集めました。
そもそも骨董品ってどんなもの?
骨董品とは、希少価値のある古い工芸品・美術品・道具のこと。
アメリカで1934年に制定された通商関税法では「製造時点から100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品」のことを骨董品と定義されているため、世界的には100年以上前のものが対象となります。
骨董品の価値は、主に以下のポイントによって変わってきます。
価値の高い骨董品
- 希少性が高いかどうか
- 優れた作品かどうか
- 作品・作者の知名度が高いかどうか
- 年代が古いかどうか
- 保存状態が良好かどうか
骨董品・アンティーク・ヴィンテージの違いは?
古いものを意味する3つの言葉、骨董品・アンティーク・ヴィンテージ。
これらの違いが何かご存知でしょうか?
まず、骨董品とアンティークはほぼ同じ意味合いで使用されます。
なぜならアンティーク(Antique)は骨董品のフランス語だからです。語源はラテン語のアンティクウス(Antiquus)で、「古い」という意味です。
ただしやはり言語の違いにより、「骨董品=東アジアのもの」「アンティーク=ヨーロッパのもの」を指すことが多いという違いもあります。
ヴィンテージは骨董・アンティークと異なり、製造から100年を経過していない比較的新しいもののことを指します。
ややカジュアルなもの・現代的なものも含まれ、場合によっては「ヴィンテージもののデジタル時計」という品もあります。
まとめ
9月25日の【骨董の日】。
江戸時代に山東京伝による「骨董集 巻之三」に記述された日付「文化十二乙亥九月二十五日」にちなんで、株式会社古裂會によって制定された記念日でした。
芸術が好きな人、歴史が好きな人、コレクションが好きな人……
さまざまな人を虜にする骨董品の世界。
手にすることは非常に困難ではありますが、日本では美術館や博物館などの文化施設で身近に触れ合うことができますよね。ぜひこの日に価値ある古い文化と触れ合ってみてはいかがでしょうか。