8月29日は【おかねを学ぶ日】です!
おかねとは、言わずもがな私たちの生活に密接に関係する「お金」のこと。
なぜ8月29日が【おかねを学ぶ日】といわれるのかという由来・理由や、「お金」に関するプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
708年8月29日(和銅元年8月10日)、日本初の流通貨幣として「和同開珎(わどうかいちん)」が発行されました。
このことから、株式会社ABCash Technologiesによって8月29日が「おかねを学ぶ日」として制定されました。
お金についての理解を深めるきっかけとして、特に若い世代を中心に金融リテラシーを高めることを目的として、制定された記念日です。
プチ雑学・トリビア
私たちの生活に欠かせない、普段何気なく使っているお金。
ここからは、そんなお金に関する雑学をいくつかご紹介します。
1円硬貨の製造コストは1円以上?
私たちが日常的に手にしている「1円硬貨」。
実は、1円硬貨を作るのにかかるコストは、なんと1円以上だということをご存知ですか?
製造に必要な素材や手間、設備の維持費などを考えると、1円の価値を持つ硬貨を作るために、それ以上の費用がかかってしまうのです。
しかし、これだけ聞くと「そんなに無駄なの?」と思うかもしれませんが、実際には硬貨の方が紙幣よりも長持ちするため、長期的に見ればコストパフォーマンスは悪くないんですよ。
紙幣は頻繁に交換されるのに対し、硬貨は何十年も使われ続けることが多いですからね。
日本の造幣局が作るのは日本の貨幣だけじゃない!
日本の造幣局では、日本のお金を作る場所だと考えるのが一般的。
しかし実は日本だけでなく、海外の貨幣も製造しているんです。造幣局のホームページによると、平成19年以降、10か国16種類の外国貨幣を製造しているそうですよ。
日本の造幣局は、技術力の高さから世界各国の依頼を受けて、さまざまなデザインや素材の硬貨を製造しています。そのため、海外旅行中に手にした硬貨が、実は日本で作られていたということもあるかもしれませんよ!
造幣局が製造した海外貨幣
- カンボジア
- バングラデシュ
- アラブ首長国連邦
- オマーン
- ラオス
- ミャンマー など
ハンガリーの「10垓」のお札
ハンガリーには「10垓(がい)」という単位の紙幣が存在します。
「垓」というのは、10の20乗を表す巨大な数字。イメージすることすら難しいですよね。
この紙幣は、第二次世界大戦後のハンガリーで発行されたもの。
当時のハイパーインフレーションの影響で、あまりにも高額な紙幣が必要になったため登場しました。
日本では想像もつかないような額面ですよね。
5円硬貨や50円硬貨に穴があいている理由
日本の硬貨で、5円玉と50円玉には中央に穴が開いています。このデザインには、単なる装飾だけでなく、実用的な理由があるんです。
穴が開いていることで、他の額面の硬貨と簡単に区別できるようになっています。特に視覚に障がいがある方でも、手触りで識別しやすくするための工夫です。
また、穴を開けることで、材質を少なくしてコストを抑えることもできています。
さらに、偽造防止の観点からも、この穴は一役買っているのです。
穴があいている硬貨のメリット
- 資格に障がいがある方でも識別しやすくなる
- 材質を少なくしてコストを抑えられる
- 偽造防止にもなる
まとめ
8月29日の【おかねを学ぶ日】。
708年8月29日に日本初の流通貨幣として「和同開珎(わどうかいちん)」が発行されたことから、株式会社ABCash Technologiesによって制定された記念日でした。
お金について知ることは、私たちの生活を豊かにするだけでなく、将来に備えるためにも非常に大切なことです。
今回紹介したお金にまつわる雑学も、普段は気に留めない部分かもしれませんが、知ることでよりお金に興味を持ち、自分の生活に役立てるきっかけになると嬉しいです。
ぜひこの機会に、お金について改めて考え、学び直してみてはいかがでしょうか?