8月24日は【ドレッシングの日】です!
なぜ【ドレッシングの日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
ドレッシングは野菜にかけて使うことが多く、8月のカレンダーを見た際に「野菜の日(8月31日)」の真上にくるのは8月24日となります。
このことから、8月24日が「ドレッシングの日」として制定されました。
東京に本社を置くケンコーマヨネーズ株式会社が、ドレッシングの新しい利用方法をアピールすることを目的として制定した記念日です。
プチ雑学・トリビア
植物油や果汁、スパイス、調味料などを加えて混ぜ合わせたソースの一種・ドレッシング。
そのままだと食べにくい生のサラダも、ドレッシングをかけるととても食べやすく・美味しくなりますよね。
最近ではサラダ以外にも、ソースやタレとして料理の味付けに使えることも広く知られるようになり、さまざまな利用方法で楽しめるようになりました。
我が家でも玉ねぎドレッシングでお肉を漬け込んで焼いたり、パスタソースや冷やしうどんに足したりと大活躍しています。
今回はそんなドレッシングに関する雑学・豆知識を集めました。
「ドレッシング」の言葉の由来は?
ドレッシングという言葉は、「ドレス(dress)」、つまり「着せる」「飾る」を意味する言葉から生まれたものです。
ズバリ「サラダを着飾るもの」という意味合いで、サラダドレッシングと呼ばれるようになりました。
ドレッシングは英語で綴ると「dressing」となります。
シーザードレッシングの「シーザー」って何?
居酒屋サラダの人気メニューといえば、シーザーサラダを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
チーズ・にんにく・マヨネーズなどが合わさった濃厚でコクのある味わいはクセになりますよね。
そんなシーザーサラダに使われているシーザードレッシング。
この「シーザー」は何か、気になったことはありませんか?
シーザーは、シーザーサラダを発明した人の名前です。
メキシコにあるレストラン「ティファニ」でオーナーであり料理人だったシーザー・カルディーニ氏が、余りもののレタス・チーズ・ドレッシングで作ったサラダを提供するとお客さんたちから大好評だったそうです。
そのときに作ったサラダが元祖シーザーサラダと言われており、シーザーサラダが広まっていったそうです。
ドレッシングは古代ローマ時代からあった?
世界のドレッシングの歴史は古く、オイルと酢を組み合わせてできたいわゆるフレンチドレッシングのようなものは、なんと古代ローマ時代からあったといわれています。
当時は野菜を生で食べることはほぼ無く、唯一レタスのみがドレッシングをかけて食べられていました。
古代ローマの衰退と共に再び生野菜を食べることは少なくなってしまいましたが、14世紀には野菜の生食文化が復活。
ラテン語の塩「sal」を語源とした「サラダ」が生まれて、18世紀にはマヨネーズも作られ、ドレッシングはどんどん進化してきたそうです。
19世紀になると特にアメリカでは、多種多様なドレッシングが考案されるようになりました。
フレンチドレッシングとイタリアンドレッシングはアメリカ生まれ?
ドレッシングでポピュラーなものといえば、フレンチドレッシングやイタリアンドレッシング。
それぞれ名前からフレンチ=フランス生まれ、イタリアン=イタリア生まれのイメージがありますよね。
しかし実は衝撃的なことに、どちらもアメリカ生まれ。
どちらもその国をイメージしたからというのが名前の由来の説として一般的ですが、フレンチドレッシングはさらに別の説も。
ルーシャス・フレンチ氏という野菜嫌いの人がアメリカにいて、その奥さんが夫に何とかたくさん野菜を食べさせたいということで考案したドレッシングということから名付けられたという説もあるんです。
アメリカではどのスーパーでも、陳列棚の数段を占領するほどドレッシングがたくさん。本当に多くのドレッシングが考案されてきたんですね。
アメリカ生まれのドレッシングの一例
- フレンチドレッシング
- イタリアンドレッシング
- サウザンドレッシング
- ランチドレッシング
- グリーンゴッデス
まとめ
8月24日の【ドレッシングの日】。
8月のカレンダーを見た際に「野菜の日(8月31日)」の真上にくるのは8月24日で、ドレッシングは野菜にかけて使うことが多いことから制定された記念日でした。
サラダを着飾ってオシャレにする上、美味しさも与えてくれるドレッシング。
野菜によっては油と一緒に食べることで高まる栄養素もあるため、栄養面でも嬉しいですね。
ぜひ今日はサラダを食べてはいかがでしょうか。