5月31日は【世界禁煙デー】です!
なぜ【世界禁煙デー】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
タバコを吸わないことが一般的な社会となることを目指した世界保健機関(WHO)が、1989年に毎年5月31日を「世界禁煙デー」として制定しました。
「世界禁煙デー」は英語表記だと「World No Tobacco Day」で、国際機関によって定められた記念日である「国際デー」の一つです。
プチ雑学・トリビア
禁煙を推進するために制定された世界禁煙デー。
タバコは体への影響が大きく、さまざまなリスクを引き起こす原因にもなり得ます。
今回はそんなタバコに関する雑学・豆知識を集めました。
たばこのデメリット
喫煙者にとっては、タバコ=気分が落ち着く・リフレッシュできる・頭が冴える・コミュニケーションにもなる……というメリットが浮かぶかもしれません。
しかし喫煙の体への影響はとても大きく、下記のような病気になるリスクが上がるというデメリットが。
タバコを吸う人はこれらのデメリットについて、必ずチェックしておきましょう。
たばこのリスク
- がんのリスクが上がる
- 呼吸器系疾患のリスクが上がる
- 循環器系疾患のリスクが上がる
- ニコチン依存症になりやすい
副流煙などによる周りへの影響も大きい
「受動喫煙」という言葉を聞いたことはありますか?
タバコを吸っている人の近くで、そのたばこから立ち上がった煙「副流煙」や喫煙者が吐き出した煙「呼出煙」を吸ってしまうことです。
実は煙に含まれる発がん性物質は、喫煙者の吸う煙「主流煙」よりも「副流煙」に多く含まれるものもあります。
自分はタバコを吸っていないのに、喫煙者以上にリスクに晒されてしまうなんて……実害がある以上、「マナー」という考え方だけでは解決できない問題ですよね。
喫煙者が「デメリットを理解した上で吸う!」と決めたのならば、それは自由です。
しかし周りの大切な人を巻き込まないよう、最大限の配慮が必要です。
加熱式たばこもリスクゼロではない!
健康被害が少ないイメージがあるため、加熱式タバコの人気が高まっています。
しかし加熱式タバコにも、紙巻きタバコと同じく「ニコチン」「タール」などの物質が含まれていますので、がんや病気のリスクがゼロではありません。
禁煙目的で紙巻きタバコから加熱式タバコに切り替えた方は、できればその後完全に禁煙することをオススメします。
まとめ
5月31日の【世界禁煙デー】。
世界保健機関(WHO)が、1989年に毎年5月31日を「世界禁煙デー」として制定したことが由来の記念日(国際デー)でした。
タバコは健康リスクが大きいだけでなく、年々「たばこ税」が上がっているため、家計へのデメリットも。
世界的に物価が上がるなど、生活が厳しくなる状況も続く可能性が高い現代。
タバコを嗜んでいる方は、この日を機会に禁煙にチャレンジしてはいかがでしょうか?