10月1日は【日本酒の日】です!
冷やしても温めても楽しめる日本酒は、季節や料理に合わせて表情が変わる奥深いお酒ですよね♪
なぜ10月1日が【日本酒の日】といわれるのかという由来・理由や、「日本酒」に関するプチ雑学をまとめました。
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日本酒の日の由来・理由
古くから10月が「酒の月」とされ、その始まりにあたることから、1978年に日本酒造組合中央会によって「日本酒の日」が制定されました。
十二支の10番目にあたる「酉」は、もともと酒壺を表す象形文字で、酒と深い関わりがある文字です。
新米が収穫されて酒造りが始まる時期でもあるため、酒造家の間では10月1日を「酒造元旦」として祝う風習もあります。
日本酒に関するプチ雑学・トリビア
日本酒は、主に米・米こうじ・水を使い、発酵させたもろみをこして造る醸造酒。原料や精米歩合、造り方の違いによって、香りも味わいも大きく変わります。
ここからは、「日本酒の日」にぴったりな日本酒の雑学をいくつかご紹介します。
「冷や」は、冷たい日本酒のことではない!
日本酒を「冷やで」と頼むと、冷蔵庫で冷やしたお酒が出てくると思っていませんか?
実は日本酒の世界で「冷や」は常温を指し、冷たくしたものは「冷酒」と呼び分けます。
冷蔵設備がなかった時代、加熱しない常温の酒を燗酒に対して「冷や」と呼んだ名残なんです。
香りをすっきり楽しみたいときは冷酒、米のうま味をゆっくり味わいたいときは冷や(常温)や燗酒など、温度で印象はがらりと変わります。
同じ銘柄を温度違いで飲み比べると、自分好みの温度を見つけやすいですよ!
精米歩合は、数字が小さいほどお米を多く磨いている
日本酒のラベルで見かける精米歩合は、磨いた後に残った米の割合を示す数字です。
たとえば精米歩合60%なら、玄米の外側を40%削り、残った60%を仕込みに使うということ。
数字が小さいほどたくさん削っているので、直感とは少し逆ですよね!
吟醸酒は精米歩合60%以下、大吟醸酒は50%以下など、特定名称酒には原料や製法の基準があります。
ただし、精米歩合だけでおいしさが決まるわけではありません。香り、うま味、酸味など、造り手が目指す個性に注目して選ぶのがおすすめです。
こうじと酵母が同時に働く「並行複発酵」
日本酒造りでは、米のでんぷんをこうじの酵素が糖に変え、その糖を酵母がアルコールへ変えます。
この2つが同じもろみの中で同時に進む仕組みが、日本酒特有の「並行複発酵」です。
糖を作りながら発酵も進めるという、息の合ったリレーのような製法なんですね。
さらに仕込みは、初添え・仲添え・留添えの3段階に分けて行われます。
一度に全量を加えず、酵母を元気に増やしながら雑菌の繁殖も抑える知恵。
一杯の日本酒の中には、微生物の働きを巧みに引き出す技術が詰まっています!
温度の呼び名が、まるで季節のことば
日本酒には、冷たい温度から温かい温度まで細かな呼び名があります。「花冷え」「日向燗」など、名前を聞くだけで景色が浮かぶような表現が多いのも魅力です。
温度計がなくても、昔の人は手や唇の感覚で酒の温度を楽しんできました。
日本酒の代表的な温度の呼び名
- 雪冷え:約5℃
- 花冷え:約10℃
- 涼冷え:約15℃
- 日向燗:約30℃
- ぬる燗:約40℃
- 熱燗:約50℃
冷やすと香りや甘味がすっきり感じられ、温めるとうま味やふくらみが立ちやすくなるなど、温度によって味わい方も変化します。
名前にひかれた温度から試してみるのも、日本酒を楽しむ粋な入口になりそうですね!
「原酒」と「生酒」の違い
「原酒」と「生酒」は、どちらも加工を控えたような響きですが、意味は別ものです。
原酒は、搾った後に原則として水を加えてアルコール分を調整していない酒のこと。
一方の生酒は、製成後に火入れと呼ばれる加熱処理を一度もしていない酒を指します。
つまり、原酒は「加水したか」、生酒は「加熱したか」という違いなんです。
生原酒なら、火入れも加水もしていないということ。
ラベルの言葉を分解して読むと、どんな造りのお酒なのか想像しやすくなりますよ!
まとめ
10月1日の【日本酒の日】。
古くから10月が「酒の月」とされ、その始まりにあたることから、1978年に日本酒造組合中央会によって制定された記念日でした。
日本酒は、精米歩合や発酵方法だけでなく、温度や加水・火入れの違いでも表情が変わります。
今日はラベルの言葉や温度の呼び名にも注目しながら、気になる一杯をゆっくり味わってみてくださいね!
