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雑学

【文化財の雑学】8月29日は文化財保護法施行記念日!〜今日は何の日?

8月29日・文化財保護法施行記念日

8月29日は【文化財保護法施行記念日】です!
お寺やお城、美術品だけでなく、伝統芸能や祭り、昔ながらの町並み、さらには動植物まで、文化財には実にさまざまなものがあります。

なぜ8月29日が【文化財保護法施行記念日】といわれるのかという由来・理由や、「文化財」に関するプチ雑学をまとめました。

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文化財保護法施行記念日の由来・理由

1950年5月30日に公布された「文化財保護法」が同年8月29日に施行され、日本の文化財を総合的に保存・活用する制度がスタートしたことから、8月29日は「文化財保護法施行記念日」とされています。

ちょこっとメモ

文化財保護法制定の大きな契機となったのが、1949年1月26日に起きた法隆寺金堂壁画の火災でした。

文化財に関するプチ雑学・トリビア

「文化財」と聞くと古い建物や美術品を思い浮かべがちですが、文化財保護法が対象としているものはそれだけではありません。

長い歴史の中で人々が生み出した技術や暮らしの風習、地域の景観、自然そのものまで、幅広いものが文化財として守られています。

ここからは、そんな文化財に関する雑学をいくつかご紹介します。

文化財は大きく6つの分野に分けられている

文化財保護法では、文化財は大きく6つの分野に分けられています。

文化財の種類

  • 有形文化財:建造物、絵画、彫刻、工芸品、古文書など
  • 無形文化財:演劇、音楽、工芸技術など
  • 民俗文化財:祭りや風習、生活用具など
  • 記念物:遺跡、名勝地、動植物、地質鉱物など
  • 文化的景観:人々の暮らしや生業によって作られた景観
  • 伝統的建造物群:歴史的な町並みや集落

例えば、お寺の建物は「有形文化財」ですが、そこで受け継がれてきた伝統芸能は「無形文化財」になる場合があります。
さらに、棚田や集落の風景そのものが文化財として評価されることもあり、「昔の物を保存する」というだけではないんですね。

身近な地域にも、建物以外の意外な文化財がないか探してみると面白そうです!

「国宝」は重要文化財の中から選ばれる

国宝」と「重要文化財」は、まったく別々の種類だと思っている方もいるかもしれません。

文化庁では、建造物や美術工芸品などの有形文化財のうち重要なものを「重要文化財」に指定し、その中でも世界文化の見地から特に価値が高いものを「国宝」に指定しています。

文化財の関係

  • 有形文化財
  • その中の重要なもの → 重要文化財
  • さらに特に価値が高いもの → 国宝

国宝だから文化財、重要文化財だから文化財というのはもちろんですが、「国宝と重要文化財が横並び」というわけではないんですね。

お寺や博物館を訪れたときに「国宝」「重要文化財」という表示を見つけたら、この関係を思い出してみてください。

「人間国宝」は優れた技術や芸能を次世代へ受け継ぐための仕組み

伝統芸能や工芸の世界では、「人間国宝」という言葉を耳にすることがあります。
これは法律上の正式な名称ではなく、「重要無形文化財の保持者」のうち、個人として認定された人を指す一般的な呼び方です。

無形文化財は建物や美術品のような「物」ではなく、演劇や音楽、工芸技術など、人が身につけて伝える「わざ」そのもの。
そのため国は重要な「わざ」を重要無形文化財として指定し、それを高度に体現している人や団体を「保持者」「保持団体」として認定します。

つまり、「この人自身を国宝に指定する」という制度ではなく、優れた技術や芸能を次世代へ受け継ぐための仕組みなんですね。

人間国宝という言葉を見かけたら、「何の技や芸能の保持者なのか」に注目すると、文化財への理解がさらに深まりそうです。

動物や植物も「文化財」になることがある

文化財という「文化」の文字から、人間が作ったものだけが対象になると思いがちですよね。
しかし、文化財保護法では、学術上価値の高い動物、植物、地質鉱物なども「記念物」に含まれ、その中でも重要なものは「天然記念物」に指定されます。

天然記念物の例

  • コウノトリなどの動物
  • 阿寒湖のマリモなどの植物
  • 昭和新山などの地質・地形
  • 巨樹や並木
  • 貴重な化石

自然そのものでも、その土地の歴史や日本人と自然との関わりを伝える重要な存在であれば、文化財として守られることがあるんですね。

旅行先で「天然記念物」という案内板を見つけたら、「これは自然なのに、なぜ文化財なのかな?」と背景まで調べてみると、新しい発見がありそうです!

地面の下にも文化財が眠っている

文化財は、すでに博物館や寺社で展示・保存されているものばかりではありません。
土地の中に埋まっている遺跡など、「埋蔵文化財」と呼ばれるものもあるんです!

文化庁によると、埋蔵文化財の存在が知られている「周知の埋蔵文化財包蔵地」は全国に約46万カ所あり、毎年およそ9千件の発掘調査が行われています。

こうした場所で工事を行う場合には、文化財保護法に基づいて事前の届出などが必要になることがあります。
また、工事中などに新しい遺跡が見つかった場合にも、届出を行い、必要に応じて発掘調査や記録保存が行われます。

住宅地や道路の建設現場から昔の集落跡や土器が見つかるニュースがあるのは、日本各地の地下にまだ多くの歴史が眠っているからなんですね。

普段歩いている町の地下にも、まだ知られていない文化財が残っているかもしれないと考えると、ちょっとワクワクしますね!

まとめ

8月29日の【文化財保護法施行記念日】。

1950年8月29日に文化財保護法が施行され、日本の文化財を総合的に保存・活用する制度が始まったことにちなむ記念日でした。

文化財には建物や美術品だけでなく、伝統の「わざ」、祭り、町並み、動植物、地下に眠る遺跡まで含まれています。
今日は自分の住む地域にどんな文化財があるのか、調べてみてはいかがでしょうか?
文化財巡りをしてみるのも、学びを得ながら気分転換にもなりそうですね♪

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