9月28日は【パソコン記念日・パソコンの日】です!
なぜ【パソコン記念日・パソコンの日】といわれるのかその由来・理由や、「パソコン」に関するプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
1979年9月28日に、日本電気(NEC)がパーソナルコンピュータPC-8000シリーズの「PC-8001」を発売しました。
これがパソコンブームの火付け役となったことから、9月28日が「パソコン記念日・パソコンの日」として制定されました。
重量4kgほどのキーボードと本体が一体化したデザインで、168,000円のパソコンでした。
プチ雑学・トリビア
今やデスクワークの他、個人が趣味を満喫するためにも欠かせないパソコン。
スマホでできることが増えているとはいえ、やはりパソコンのように大画面でしかできないことも多く、手放すことはできませんよね。
今回はそんなパソコンに関する雑学・豆知識を集めました。
パソコンはもともと「マイコン」だった?
パソコンは「パーソナルコンピュータ」を略した呼び名。
今やすっかり、一般的には略語である「パソコン」の方が浸透していますよね。
この「パソコン」という言葉も、実はパソコン火付け役となったPC-8001がキッカケでした。
当時は「マイクロコンピュータ」の略称「マイコン」が通称でしたが、NECがPC-8001発売以降「パーソナルコンピュータ」と略称「パソコン」を商標に据えました。
こうして、今のように「パソコン」が呼び名として定着したのです。
「バグ」という言葉が広まったのは虫による故障がキッカケ?
パソコンなどの機械を触っていると不具合や故障について「バグ」という言葉を使う機会があるかと思います。
この「バグ(bug)」は日本語に直訳すると「虫」という意味なのですが、なぜ「虫=故障」という意味になったかご存じでしょうか?
実は昔、実際に機械に虫が侵入したことによって故障してしまったことがあり、そのため「故障=バグ」という形で使われるようになったのだとか。
ちなみにそのときに侵入した虫は「蛾(ガ)」。
これを発見したのは、プログラミング言語COBOLの開発者であり、女性学者のグレース・ホッパー氏でした。
彼女は当時の作業日誌にその蛾を貼り付けて記録を残しています。日誌は、現在も米海軍歴史博物館に保管されているそうですよ。
このことがキッカケで、機械の故障やプログラムの不具合を「バグ」と呼ぶことが広がったと言われています。
マウスが動く距離の単位は「ミッキー」
パソコンでマウスを動かした時、距離の単位をご存じでしょうか?
答えは「ミッキー」。その由来はもちろん、マウスだから……ということで「ミッキーマウス」だそう。
マウスを動作させるためのプログラム「マウスドライバー」の開発にあたっていた、当時のマイクロソフト社の開発者がジョークとして命名したものとされています。
Windowsのパソコンには性別がある?
便利なものとして使っているパソコンですが、実はWindowsのパソコンにはそれぞれ性別があることをご存じでしょうか。
確認する方法は至って簡単。(音が出るため、再生して問題ない環境でお試しください!)
性別の確認方法
- Notepadを起動して下記をコピペして入力
CreateObject("SAPI.SpVoice").Speak"hello my master"
※「hello my master」の部分は他の言葉でもOK - ファイル名を「voice.vbs」にして保存
- 保存した「voice.vbs」のファイルをダブルクリックして開く
ダブルクリックすると音声が再生されますので、男性の声・女性の声、どちらで再生されるかであなたのパソコンの性別が確認できます。
これはWindowsのみのジョークプログラムなので、確認できるのはWindowsのみ。
Macなどでは残念ながら確認できませんが、Windowsをお持ちの方はぜひお試しくださいね。
まとめ
9月28日の【パソコン記念日・パソコンの日】。
1979年9月28日に、日本電気(NEC)がパソコンブームの火付け役となったパーソナルコンピュータPC-8000シリーズの「PC-8001」を発売したことから、制定された記念日でした。
多くの方にとって、仕事やプライベートで切り離すことのできないパソコン。
なんとなく使っているパソコンについて知識を深めると、より愛着がわきそうですね。