8月20日は【蚊の日】です!
なぜ【蚊の日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
1897年8月20日に、イギリスの細菌学者であるロナルド・ロスが、羽斑蚊(はまだらか)類の蚊の胃の中からマラリアの原虫を発見しました。
このことから、8月20日が「蚊の日」として制定されました。
蚊の日は「モスキートデー」ともいわれています。
プチ雑学・トリビア
夏になるとどこからともなくやってくる蚊。
ぷーんという音が聞こえたり、朝起きて体が痒くなっていたりすると嫌になってしまいますね。
今回はそんな蚊に関する雑学・豆知識を集めました。
蚊の主食は血ではない?
蚊が人に寄ってきて血を吸うイメージが強いですよね。
そのため、蚊は人や動物の血が主食だと思う人が多いのではないでしょうか。
しかし実は、蚊の主食は血ではありません。
他の昆虫たちと同じように、蚊が主食とするのは花の蜜や樹液などなんです。
蚊は人や動物の血を吸わなくても、蜜などだけでもじゅうぶん生きられるそうです。
蚊はなぜ血を吸う?吸わない蚊もいる?
さて、蚊の主食が血ではないなら、なぜこんなに血を吸っていくのか気になりますよね。
実は全ての蚊が人の血を吸うわけではありません。
血を吸うのはメスの蚊だけなんです。
メスの蚊が人や動物の血を吸うのには理由があり、それはズバリ産卵のため。
卵巣を発達させるためにはタンパク質が必要で、そういった栄養素を得るために人や動物の血を吸うのです。
蚊は感染症の危険!地球上で一番の人の大敵?
蚊に刺されるとかゆくなりますが、その痒み以上に怖いのは感染症。
世界では、蚊が媒介する病気で実に年間約80万もの人が亡くなっているんです。そのため地球上に住む生物の中で、人を一番殺している生物であるとまで言われています。
蚊は人の一番の大敵と言えるかもしれませんね。
蚊が媒介する主な感染症の一例
- マラリア
- フィラリア
- デング熱
- ジカ熱
- 黄熱
- チクングニア熱
- ウエストナイル熱
- 日本脳炎
まとめ
8月20日の【蚊の日】。
1897年8月20日に、イギリスの細菌学者であるロナルド・ロスが、羽斑蚊(はまだらか)類の蚊の胃の中からマラリアの原虫を発見したことから制定された記念日でした。
不快な音やかゆみだけでなく、恐ろしい感染症も持っている可能性のある蚊。
外出時・アウトドア時・家にいるときも、しっかり対策しましょうね。