2月6日は【抹茶の日】です!
なぜ【抹茶の日】となったのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
由来・理由
茶道で茶釜をかけてお湯を沸かす道具として、「風炉(ふろ)」というものがあります。
この「ふ→2 ろ→6」の語呂合せから、2月6日が「抹茶の日」として制定されました。
愛知県の「西尾市茶業振興協議会」が、西尾茶の創業120年を記念して制定した記念日です。
プチ雑学
「ふろ」と聞くとどうしても浴室の「お風呂」を思い浮かべてしまいますが、茶席で使う「風炉」も、きっと多くの方が一度は目にしたことがあるはず。
お茶席でお茶を点てるために、火を入れて釜をかける道具のことです。
時代劇や漫画、歴史を感じられる町屋や文化施設などで見かけられますね。
唐銅製・鉄製・土製・木製など、様々な素材でできたものがあり、使用されるのは主に夏季。
5月初めの立夏頃から10月末の立冬頃まで活躍する道具なのです。
なぜ夏に活躍するかというと、それは風炉が持ち運びができるから。
茶席で客から火を離すことで暑さをやわらげるいわば「気遣い」の道具なんですね。
まとめ
2月6日の【抹茶の日】。
温かいお茶が飲みたくなる寒い時期。
おうちに風炉がある方はあまりいないかもしれませんが、最近はお湯を入れるだけで美味しい抹茶が飲める時代です。
せっかくなのでこの日は、抹茶でほっこりしませんか?