12月31日は【シンデレラデー】です!
なぜ【シンデレラデー】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
夜の0時までに帰らなければならない「シンデレラ」のように、12月31日は1年の中で一番夜の時間が気になる日であることから、12月31日が「シンデレラデー」と呼ばれるようになりました。
カウントダウンを待ちながら多くの人が時間を気にする大晦日と、0時に魔法が解けてしまうため時間を気にするシンデレラ、2つの共通点から呼ばれている記念日です。
プチ雑学・トリビア
シンデレラといえば世界中で愛されてきた童話ですね。
「ちゃんと読んだことがない」という人も、ほとんどの人がストーリーは知っている方のではないでしょうか。
今回はそんなシンデレラに関する雑学・豆知識を集めました。
シンデレラの本名と「シンデレラ」の意味は?
継母たちに呼ばれる「シンデレラ」という名前、実は本名じゃなく悪口だったことをご存知でしょうか。
シンデレラの本名は「エラ」。
意地悪な継母がエラに暖炉の掃除をさせたとき、灰まみれになったエラを見て呼んだのが「シンデレラ」でした。
灰は英語で「cinders」、そして本名の「Ella」をくっつけたのが「cinderella(シンデレラ)」となるんです。
そのため、シンデレラは和名では「灰かぶり」や「灰かぶり姫」とされています。
シンデレラの名前の由来
- cinders(灰)
- Ella(本名・エラ)
魔法なのにガラスの靴だけ消えない理由は?
継母たちの意地悪によってみすぼらしい姿だったシンデレラ。
魔法使いによる不思議な魔法によってボロボロの服をドレスに変えたりカボチャを馬車に変え、おかげで舞踏会に行くことができました。
魔法の期限は0時まで。その期限を超えると魔法は解けてしまい、全てが元通りになってしまいます。
しかしシンデレラが落としてしまったガラスの靴だけは消えずに残り、翌日以降も王子様の手元にありましたよね。ちょっと不思議に思いませんか?
ガラスの靴が消えなかった理由はズバリ、ガラスの靴が魔法ではなかったからです。
シンデレラが書かれた「ペロー童話集」の中で、魔法で変えられたのはドレスや馬車や従者たちなどで、ガラスの靴は与えたものとして記されていました。
つまりドレスなどは魔法だったものの、ガラスの靴だけは本物だったため、0時を過ぎても消えなかったんですね。
国によって靴はガラスじゃないこともある?
日本ではシンデレラが落とす靴=ガラスの靴として広く知られていますが、これは17世紀にフランスの文学者シャルル・ペローが書いたシンデレラの物語で「ガラスの靴」とされていたから。
もともとシンデレラはなんと紀元前1世紀頃から伝えられている物語が元と言われており、ペロー以前は国によって履いていた靴は違う形で伝えられています。
ちなみにペロー自身ももともとは「ガラス(Verre)の靴」ではなく「リスの毛皮(Vair)」で書いていたのに、誤植によってガラスとされた……なんて説もあるそうですよ。
国による靴の種類
- エジプト:サンダル
- 中国:金
- イタリア:コルク
- フランス(ペロー以前):リスの毛皮
まとめ
12月31日の【シンデレラデー】。
夜の0時までに帰らなければならない「シンデレラ」のように、12月31日は1年の中で一番夜の時間が気になる日であることから呼ばれるようになった記念日でした。
シンデレラは一般的に知られるシャルル・ペローの他、グリル童話にも描かれたり、アニメや実写で映画化などもされています。
この機会にシンデレラ作品に触れて、ロマンチックな大晦日を過ごしてみてはいかがでしょうか。