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雑学

【雑学】12月30日は地下鉄記念日!〜今日は何の日?

地下鉄記念日

12月30日は【地下鉄記念日】です!
なぜ【地下鉄記念日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。

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由来・理由

1927年12月30日に上野~浅草で日本初となる地下鉄(現:東京メトロ銀座線)が開通しました。
このことから、12月30日が「地下鉄記念日」として制定されました。

ちょこっとメモ

1925年9月に工事開始されてから2年3ヵ月で完成した地下鉄は、開業日には1日で10万人に近い人が乗車したそうです。

プチ雑学・トリビア

今では主要都市にあって当たり前となった地下鉄。
重要な公共交通機関として、なくてはならない存在ですよね。

今回はそんな地下鉄に関する雑学・豆知識を集めました。

世界初の地下鉄は蒸気機関車だった

日本で1927年に開通した地下鉄は、今も昔も電気走行。
しかし世界で初めて走った地下鉄は、なんと蒸気機関車でした。

蒸気機関車といえば、石炭を燃やしてモクモクと煙を立てて走る姿が印象的ですよね。
そんな蒸気機関車を地下に走らせたのは、1863年のイギリス・ロンドンでのこと。
建物が密集していたロンドンでは地上に機関車を走らせるスペースがなく、やむなく地下に走らせたそう。

吹き抜けのような排煙設備が設けられたり、浅めの地下を走るようにしたりと対策はされたようですが、やはり地下鉄構内はススだらけになってしまっていたようですよ。

地下鉄が「メトロ」となった由来

日本を含めた多くの国で地下鉄のことを「メトロ」と呼んだり、名称に使われていることがありますよね。
「地下鉄のことをどこかの外国語でメトロと呼ぶのでは」とイメージを持つ方も多いのですが、実は語源は異なるんです。

その由来は前述した、世界初の蒸気機関車の地下鉄です。
この地下鉄を走らせた会社の名前が「メトロポリタン鉄道」だったため、その名前から「メトロ」が地下鉄を意味する言葉として広まっていきました。

ちなみにこの会社の名前「メトロポリタン(metropolitan)」は、英語で「人口の多い大都市・大都会」を指す言葉です。
大都市を走る地下鉄線として、ぴったりな名前ですね。

蛇足ですが、語源となったイギリスでは地下鉄のことをメトロとは呼ばず、「アンダーグラウンド(Underground)」や「チューブ(Tube)」と呼ばれています。

世界各国の地下鉄の呼び方

  • イギリス:アンダーグラウンド、チューブ
  • アメリカ:サブウェイ
  • フランス:メトロ

東京メトロ出入り口の路線マークの並び順には意味がある?

地下鉄の路線マーク

東京メトロの出入り口にある案内板に書かれた、路線マーク。
路線順や番号順などでただ並んでいるだけのように見えますが、実はとある規則性が。
それはズバリ「改札までの距離が近い順」ということ。その出入り口から一番近い改札口が左(縦並びの場合は上)になるよう、記されているんです。

複雑で迷子になりがちな地下鉄構内ですが、各出入り口から降りる際に一番近い改札口を把握できると、意外と便利なのでぜひチェックしてみてくださいね。

ただし2004年より前に設置されたものや、東京メトロではない会社が管轄している出入り口などでは、一部例外もあるようです。

まとめ

12月30日の【地下鉄記念日】。

1927年12月30日に上野~浅草で日本初となる地下鉄(現:東京メトロ銀座線)が開通したことから、制定された記念日でした。

年の瀬に開業した地下鉄。今から約100年も前に、地下に鉄道を走らせる技術が生まれて実現されていたなんてビックリですよね。
この日は日本での地下鉄の誕生を祝いながら、地下鉄に乗ってぶらりと出かけてみてはいかがでしょうか。

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