12月12日は【漢字の日】です!
なぜ【漢字の日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
「いいじ→12 いちじ→12(いい字一字)」の語呂合わせから、12月12日が「漢字の日」として制定されました。
1995年に、日本漢字能力検定協会(漢検)によって制定された記念日です。
この日に毎年、その日の世相を象徴する「今年を表現する漢字」が清水寺で発表されます。
プチ雑学・トリビア
日本で教育を受けた誰もが教わり、誰もが使用する漢字。
今回はそんな漢字に関する雑学・豆知識を集めました。
「今年の漢字」の履歴一覧
「今年の漢字」は1995年から募集・発表が行われており、今までさまざまな漢字が選ばれました。
特に審査などはなく、一般公募で一番得票数が多かった漢字が自動的に選ばれるため、何度も選ばれる漢字も存在しています。
「今年の漢字」一覧
- 1995:「震」
- 1996:「食」
- 1997:「倒」
- 1998:「毒」
- 1999:「末」
- 2000:「金」
- 2001:「戦」
- 2002:「帰」
- 2003:「虎」
- 2004:「災」
- 2005:「愛」
- 2006:「命」
- 2007:「偽」
- 2008:「変」
- 2009:「新」
- 2010:「暑」
- 2011:「絆」
- 2012:「金」
- 2013:「輪」
- 2014:「税」
- 2015:「安」
- 2016:「金」
- 2017:「北」
- 2018:「災」
- 2019:「令」
- 2020:「密」
- 2021:「金」
漢字の発祥は?現在どこで使われている?
漢字は中国の黄河文明で発祥した文字です。
20世紀以降の現在、中国語と日本語以外は漢字表記がほとんど廃止されていますが、ラテン文字についで世界で2番目に使用者数が多い文字体系とされています。
漢字の分類は?
漢字には、4つの分類があります。
その文字が「どのようにしてできたか」という漢字の成り立ちによって分類されています。
このうち、80%以上が「形声文字」とされています。
漢字の分類
- 象形文字:絵をもとに作られた漢字(日、雨など)
- 指事文字:点や線で示された図をもとに作られた漢字(上、下など)
- 会意文字:象形文字や指事文字を2つ以上組み合わせて別の意味となった文字(岩、森など)
- 形声文字:発音を表す漢字と意味を表す漢字が組み合わさってできた漢字(晴、問、飯など)
まとめ
12月12日の【漢字の日】。
「いいじ→12 いちじ→12(いい字一字)」の語呂合わせから、日本漢字能力検定協会(漢検)によって制定された記念日でした。
今年の漢字は何か、毎年この日の朝はニュースや番組などで話題がもちきりですよね。
世相だけでなく、「今年のあなた」を表す漢字が何か考えながら、この一年を振り返ってみてはいかがでしょうか?