11月30日は【本みりんの日】です!
なぜ【本みりんの日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
「11→いい 30→みりん(0=輪)」の語呂合わせから、11月30日が「本みりんの日」として制定されました。
11月末あたりは鍋物などで本みりんを使う季節でもあることも理由のひとつで、全国味淋協会が制定した記念日です。
プチ雑学・トリビア
甘み・旨味・コク・風味を豊かにし、幅広い料理に使える調味料、本みりん。
今回はそんなみりんに関する雑学・豆知識を集めました。
みりんは何のためにいれる?
煮物など優しく自然な甘みを加えたい時に使うみりんですが、みりんのパワーは甘さを加えるだけではありません。
みりんに含まれる糖分とアルコール分によって、以下のような嬉しい役割を果たしてくれます。
本みりんの役割
- まろやかで自然な甘さを出してくれる
- 旨味と風味をアップさせてくれる
- 食材の煮崩れを防いでくれる
- 味の浸透を良くしてくれる
- 料理にツヤや照りを出してくれる
- 魚や肉の臭みを消してくれる
「本みりん」と「みりん風調味料」の違いは?
スーパーでよく見かける「みりん風調味料」。
本みりんとの違いはアルコール度数です。
本みりんは約14%ほどのアルコールが含まれている一方、みりん風調味料は1%未満。
そのためみりん風調味料には酒税がかからず本みりんに比べるとお安く購入することができますし、加熱せずに使えるメリットもあります。
ただし本みりんが醸造して時間をかけて造られるのに対して、みりん風調味料は水飴やブドウ糖などを調合して造られるため、コクや旨味に差は出ます。
また、アルコールが少ないみりん風調味料は保存性には優れていませんので、開封後は冷蔵庫で保管して早めに使い切る必要があります。
本みりんの特徴
- アルコール度数が14%前後
- 酒税がかかるので少し価格が高い
- アルコール効果で煮崩れ防止できる
- アルコール効果で味の浸透・素材の臭い消しをしてくれる
- 加熱しない料理に使う場合はアルコールを飛ばすため煮切る必要がある
- 長時間醸造されるので深いコクがある
- 直射日光の当たらない冷暗所で常温保存できる
みりん風調味料の特徴
- アルコール度数が1%未満
- 酒類に該当しないので酒税がかからず安く買える
- 加熱せずに使える
- 開封後は冷蔵庫での保管が必要
- 開封後は長くもたないので早めに使い切る必要がある
まとめ
11月30日の【本みりんの日】。
「11→いい 30→みりん(0=輪)」の語呂合わせから、全国味淋協会によって制定された記念日でした。
少しお高めですが、常温保存もできて長持ちするみりん。
便利でしかもより美味しく感じるため、「なんだかんだコスパが良いのでは」と、我が家は本みりん派です。
今日はぜひ、本みりんを使った料理を食卓に並べてはいかがでしょうか。