11月9日は【換気の日】です!
なぜ【換気の日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
「いい→11 くうき→9」の語呂合わせから、11月9日が「換気の日」として制定されました。
日本電機工業会が1987年に制定した記念日です。
近年の住宅はアルミサッシの普及などによって機密性が高いため、昔の家のように十分な換気が行われないことから「室内の換気を見直してほしい」という気持ちを込められて制定されました。
プチ雑学・トリビア
最近は特にコロナ禍もあり、とても関心が高まっている換気。
換気で得られる効果はとても多く、逆に換気をしないことによるデメリットも多いものとされています。
今回はそんな換気に関する雑学・豆知識を集めました。
換気をしないとどうなる?デメリットは?
暑さや寒さによってエアコンを効かせている部屋では特に、換気は億劫になりがちですよね。
しかし、部屋を換気して空気を入れ替えることには多くの効果があると言われています。
換気をしないと以下のようなデメリットがあり、換気をすることでそれらを防いでくれるというメリットです。
換気をしないデメリット
- 湿気がこもってカビが生える
- ダニやハウスダストが室内に溜まる
- 最近やウイルスが溜まる
- 一酸化炭素や二酸化炭素が増え気分がスッキリしなくなる
- 空気汚染が原因の健康障害「シックハウス症候群」を発症する可能性がある
適切な換気方法・時間はどれくらい?
感染症対策のための換気方法については、環境省によって以下が推奨されています。
環境省が推奨する換気方法
- 回数:1時間に2回以上(30分に1回以上)
- 時間:数分間程度
- 方法:窓を全開にする
エアコンでは換気はできない?
エアコンは「家の外から空気が取り入れられている」というイメージを持つ方が多いようです。
そのため「エアコンを運転すれば換気ができる」と思う方も多く、夏場や冬場に窓を締め切ってしまうケースもあるそう。
しかしエアコンの仕組みは「部屋の中の空気を取り入れて、冷やしたり温めたりした後に部屋の中に戻す」という動きです。
つまり部屋の中の空気を循環させていることになるので、一般的なエアコンを運転させることで換気はできないのです。
エアコンを使う時期は寒さや暑さで窓を開けることが嫌になってしまいますが、健康のため適切な換気を心がけましょう。
まとめ
11月9日の【換気の日】。
「いい→11 くうき→9」の語呂合わせから、1987年に日本電機工業会によって制定された記念日でした。
専門家が提唱する「サボってはいけない家事」として、料理よりも一番に「掃除」が挙がるそう。
それくらい、部屋に埃などの汚染物質があることは健康に悪いものだそうです。
億劫になりがちな換気ですが、自身の健康のためにできるだけ行いましょう!