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【雑学】10月31日はガスの記念日!〜今日は何の日?

ガスの記念日

10月31日は【ガスの記念日】です!
なぜ【ガスの記念日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。

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由来・理由

新暦1872年10月31日(旧暦9月29日)に、横浜の馬車道で日本初となるガス灯が点灯されました。
このことから、10月31日が「ガスの記念日」として制定されました。

ちょこっとメモ

1972年の100周年時に、日本ガス協会によって制定された記念日です。

プチ雑学・トリビア

都市ガス事業の役割を多くの人に伝えるために制定された「ガスの記念日」。
最近はオール電化の家庭も増えていますが、そういった方も飲食店や銭湯の利用など、さまざまな場所でガスの恩恵を受けていますよね。

今回はそんなガスに関する雑学・豆知識を集めました。

本来、ガスは無臭!

生活に欠かせない都市ガスやプロパンガス。ちょっと鼻につく嫌なにおいが特徴的ですよね。
しかし実際のところ都市ガスやプロパンガスは臭いが全くない気体。独特な不快な臭いは、後からわざわざ付けられているものなんです。

あの嫌な臭いがわざと付けられているにはワケがあり、それはガス漏れなどを人がすぐに気づけるようにするため

無臭だとガス漏れに気づくことができず、知らないうちにガスが部屋に充満してしまう危険があります。
その状態で料理のためにガスコンロに火をつけようとしたり、タバコを吸おうとライターに火をつけようとしたり……
最悪の場合、ちょっとした摩擦で静電気が起きてしまっただけでも、火事どころか大爆発を引き起こしてしまいます。

そうした危険を防ぐため、ガスが漏れてすぐに察知できるように、ガス=臭いものにされているんですね。
ちなみにガスに点火されている臭い成分は「チオール」という有機化合物です。

プロパンガスボンベが爆発することはない?

プロパンガスを使っているご家庭やお店は、外にプロパンガスボンベが設置されていますよね。
もし火事になってしまったり、なんらかの原因で火が付けられてしまったら、大爆発してしまうのでは……と不安になったことはありませんか?

しかし、実際のところプロパンガスボンベが爆発する可能性は極めて低いとされています。

プロパンガスは酸素と混合することで初めて爆発するため、ボンベの内部で単体で爆発することはありません。
またボンベには安全弁がついており、火災などで容器内の温度・圧力が上がると作動します。これによりガスが少し放出されるため、放出されたガスに引火することはあれど、容器内にある大量のガスに引火することはないため爆発はしないとされています。

阪神淡路大震災のときに広く起きてしまった火災でも、プロパンガスの爆発件数はゼロだったそうですよ。

ただしボンベが破損してしまうと、亀裂などからガスが溢れ出して爆発してしまう可能性はごく僅かとはいえあります。
とても頑丈に作られているため人の力で壊すことはほぼ不可能だと思いますが、倒壊した家屋・コンクリートの下敷きになるほどの大きな力であれば、破裂してしまう可能性はあるそうです。

災害の際、万一ボンベの破損やガス漏れに気づいた際は、すぐに避難しましょう。
また、定期点検は必ず行いましょう!

スカンクの臭いおなら、ガスは含まれない?

ガスといえばオナラ、特に「スカンクの強烈なオナラ」を思い浮かべる方も多いかもしれませんね。

人のオナラには炭酸ガス・メタン・酸素・窒素・水素や、血液中のガス、食物が分解されてできたガスが含まれています。
そのためオナラ=ガスという表現はまさにそのままで、私たち人間のおしりからガスが出されています。

ですから肉食獣が逃げ出すほど強烈な臭いのオナラを出すスカンクは、さぞかしガスの成分が濃いのでは……と想像してしまいますよね。
しかし実は、「スカンクの臭いオナラ」と言われているものはガスが出ているわけではないんです。
スカンクの肛門付近にある分泌腺から出される分泌液、つまり液体のことを「スカンクのオナラ」と表現されているんですよ。

スカンクのオナラと言われる液体は、なんと1km離れたところでも感じるほど強烈な臭い。何日も残ってしまう臭いです。
しかもスカンクはこの液体を遠くに飛ばすこともできるんです。
万一ばったりスカンクと出くわしてしまったなら、気をつけてくださいね。

まとめ

10月31日の【ガスの記念日】。

新暦1872年10月31日(旧暦9月29日)に横浜の馬車道で日本初となるガス灯が点灯されたことから、100周年となる1972年に日本ガス協会によって制定された記念日でした。

ライフラインとして私たちの便利な生活に欠かせないガス。
その重要性を改めて知り、災害時のガス漏れなど万一の事態に備え、日頃からシミュレーションしておくと安心ですね。

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