10月8日は【入れ歯感謝デー・歯科技工の日】です!
なぜ【入れ歯感謝デー・歯科技工の日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
「1→い 0→れ 8→ば」の語呂合わせから、10月8日が「入れ歯感謝デー」「歯科技工の日」として制定されました。
2005年に、日本歯科技工士会が制定した記念日です。
プチ雑学・トリビア
歯は一生物なので、大事にしたい体の一部。
しかし虫歯・病気・事故・加齢などで、誰しも歯が失われることはあります。
そうやって歯が無くなってしまっても、しっかり噛めて日常を送ることができる入れ歯は、とても有難い存在ですよね。
今回はそんな入れ歯に関する雑学・豆知識を集めました。
入れ歯の役割は「食べる」だけではない?
入れ歯を入れる理由として、真っ先に思い浮かべるのは「食べるため」ではないでしょうか。
歯がないとものを噛むことができなくなるので、食事がとても不便ですよね。
しかし歯の役割はそれだけではありません。
歯を失うことで見た目を気にしてしまったり、発音しにくくなってコミュニケーションが取れなくなったりして、社会性が低下してしまうと言われています。
入れ歯は食べることをサポートするだけでなく、健康的な生活を送る上でも大切な役割を担ってくれるんですね。
入れ歯の役割
- 食べ物を噛む「咀嚼機能」の回復
- 言葉をはっきり喋れる「発音機能」の回復
- 見た目の「審美性」の回復
日本の入れ歯の歴史は古い!世界最古の入れ歯も日本に!
日本では入れ歯の歴史が古く、例えば江戸幕府を開いたかの有名な徳川家康も入れ歯をしていたそうです。
江戸時代の入れ歯は木ロウで型を取り、ツゲの木を削って作られたもので、仏像を作る「仏師」が彫刻して作っていたと言われています。
ヨーロッパで入れ歯が考案されたのは19世紀になってからとされているため、日本の入れ歯の歴史は世界的にも古いものだと言えそうですね。
ちなみに現存している世界最古の総入れ歯は、和歌山市の願成寺を開山した中岡テイさんという女性のもの。
彼女は1538年に亡くなられたため、この時代にすでに入れ歯が普及していたことになります。
まとめ
10月8日の【入れ歯感謝デー・歯科技工の日】。
「1→い 0→れ 8→ば」の語呂合わせから、2005年に日本歯科技工士会によって制定された記念日でした。
1500年代から入れ歯が使われていたとは、かつての日本の技術には驚きですね。
歯を失った人にとって、入れ歯はとても重要な役割を果たす存在。入れ歯の技術も現代ではさらにどんどん進化しています。
とはいえ入れ歯をつけることで違和感があったり、硬すぎるものは噛めないなど、自然の歯に比べると制限されてしまうことも。できるだけ自分の歯を大切にしましょうね。