10月2日は【豆腐の日】です!
なぜ【豆腐の日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
「10→とう 2→ふ」の語呂合わせから、10月2日が「豆腐の日」として制定されました。
日本豆腐協会が1993年に制定した記念日です。
また、毎月12日も同じ語呂合わせの理由から「豆腐の日」とされています。
プチ雑学・トリビア
冷やして食べても、温めて食べても美味しい豆腐。
日本の代表的な伝統的な健康食品のひとつですよね。
今回はそんな豆腐に関する雑学・豆知識を集めました。
豆腐の漢字、なぜ「腐」が使われる?
豆腐という漢字を分解して読むと「腐った豆」……という、なんだか残念な意味合いに感じてしまいますよね。
「腐」という漢字はあまり食べ物にふさわしくないように思えますが、実はこの「腐」という漢字には「傷む」といった意味以外にも「柔らかい」という意味も持っているんです。
つまり「柔らかい豆」という由来から「豆腐」という言葉が生まれました。
そのため、当然のことながら豆腐は腐った豆ではありませんよ。
「豆腐」と「豆富(豆冨)」の違いは?
お店によっては、「豆腐」ではなく「豆富(豆冨)」という漢字が使われることがあります。
そのため「豆腐と豆富(豆冨)は異なるもの?」「字面的に、豆富(豆冨)の方が高級なもの?」というイメージを抱く方もいるようですが、これらは全く同じもののことを指しています。
これはやはり「腐」という漢字が日本ではマイナスのイメージを持っているため。
「腐」という漢字を見て「柔らかい」ではなく「傷んでいる」と連想する方が少なからずいるため、同じ読み方で日本人にとって縁起の良い漢字「富(冨)」を使うようになったのだとか。
お店にとっても「富をもたらす」という良い意味合いもあり、使いやすい漢字なんですね。
「豆富(豆冨)」の漢字が使われる理由
- 「腐」は日本では良いイメージの漢字ではないから
- 「富」は日本人にとって良いイメージの漢字だから
- お店にとっても「富をもたらす」という縁起の良い漢字だから
豆腐の数え方はなぜ「一丁」?
豆腐は「一個」ではなく、「一丁、二丁」など、「◯丁」という単位で数えますよね。
この丁は、博打でお馴染みの「半か丁か」の丁と同じで、すなわち「偶数」のことを表します。
そのため、実は昔は「豆腐一丁=豆腐2個」、「豆腐半丁=豆腐1個」のことを指していました。
豆腐作りをするとき、まず一個の大きな正方形の枡で固めたあと切り分けていきます。
この切り分ける家庭が全て偶数で成り立つため、豆腐は偶数の意味合いを持つとされています。
ちなみに「豆腐一丁」の重さに定義はないため、お店や地方によって大きさも重さも異なる場合がほとんど。
一般的にスーパーで売られている豆腐は300〜400グラムほどですので、料理レシピなどで「豆腐一丁」と書かれている場合は、大体300g程度のものと考えると便利です。
まとめ
10月2日の【豆腐の日】。
「10→とう 2→ふ」の語呂合わせから、日本豆腐協会によって1993年に制定された記念日でした。
栄養豊富な豆腐は食欲のない時にもサラリと食べられてありがたい存在ですよね。
今日の食卓にぜひ並べてみてはいかがですか。