9月13日は【北斗の拳の日】です!
なぜ【北斗の拳の日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
1983年9月13日に、大ヒット漫画「北斗の拳」が集英社の「週刊少年ジャンプ」で連載を開始しました。
このことから、9月13日が「北斗の拳の日」として制定されました。
「北斗の拳」の魅力を世界に向けて広く伝えていくことが目的で、株式会社ノース・スターズ・ピクチャーズが制定した記念日です。
プチ雑学・トリビア
1983年に連載開始した北斗の拳は当時一大ブームを巻き起こし、漫画だけではなくアニメやゲームも大人気となりました。
名シーンも数多くあり、世紀も時代も変わった2020年を超えた今でも、多くの人から愛される作品ですよね。
今回はそんな北斗の拳に関する雑学・豆知識を集めました。
北斗の拳はどんな話?
人気作品といえど、やはり昔の作品であること、絵柄が濃く好き嫌いが分かれてしまうことから、あまり北斗の拳を知らないという方もいらっしゃるかと思います。
北斗の拳は核戦争によって文明や人々の秩序が失われて、争いが繰り返される「最終戦争後」である199X年が舞台のお話。
暴力が支配する荒廃した世界で、伝説の暗殺拳「北斗神拳」の伝承者である主人公・ケンシロウの生き様が描かれた、ハードボイルドアクション漫画作品です。
人気の秘訣は登場人物にまつわる物語だけでなく、やはり悪党が倒される際の描写。
「ひでぶ」など日常で聞くことのない断末魔のセリフを残してやられる悪党や、ケンシロウの「お前はもう死んでいる」などの決め台詞に、心を鷲掴みにされる人もたくさんいました。
北斗の拳の人気のセリフ・言い回し
- お前はもう死んでいる(ケンシロウ)
- わが生涯に一片の悔いなし!(ラオウ)
- てめえらの血はなに色だーっ!(レイ)
- ひ…退かぬ!媚びぬ省みぬ!帝王に逃走はないのだーー!(サウザー)
- ひでぶ
- あべし
- たわば
「ひでぶ」は誤植?狙ったセリフ?
北斗の拳で人気?のセリフ、断末魔の叫び・ひでぶ。
実はあるときトークショーで、原作者である武論尊先生が「ひでぶは実はひでぇの誤植だった」という裏話をされ、その衝撃の事実に一部界隈では当時騒然となりました。
しかし作画担当の原哲夫先生が、北斗の拳文庫版15巻のあとがきで「ひでぶ」は「痛てえ」と言おうとしたものの、言っている途中で体内部が破裂して「ひでぶ」になったとご説明されました。
そしてその上で「誤植でも、偶然の産物でもない」と名言もされているのです。
実は当初、原先生の字が読みにくく編集者が最初は「ひでぇ」と直していました。
それを原先生が武論尊先生に伝えて「ひでぶが正しい」と改めて訂正したのですが、原先生は逆の認識をしてしまったため、「ひでぶ=誤植から生まれた」と勘違いされていたそうです。
つまり「ひでぶ」は原哲夫先生が考えたオリジナルの断末魔で、狙ったセリフだったんですね。
まとめ
9月13日の【北斗の拳の日】。
1983年9月13日に大ヒット漫画「北斗の拳」が週刊少年ジャンプで連載を開始したことから、株式会社ノース・スターズ・ピクチャーズによって制定された記念日でした。
今から30年ほど前の漫画ですが、今読んでも面白い作品です。躍動感あるアニメも魅力的ですよね。
世紀末の混沌とした世界で繰り出される熱くなる戦いのシーン、胸を打たれる登場人物たちの物語、そして心を鷲掴みにされる独特な言い回しや表現。
まだ読んだことがない方はぜひこの機会に、北斗の拳デビューをしてみてはいかがでしょうか。