9月4日は【串の日】です!
お食事はもちろん、ビールやお酒のお供にもピッタリな串料理。
なぜ9月4日が【串の日】といわれるのかという由来・理由や、「串」に関するプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
「く→9 し→4」という語呂合わせから、株式会社味のちぬやによって、9月4日が「串の日」として制定されました。
秋の行楽シーズンに串ものを楽しんでもらいたいという願いも込められています。
プチ雑学・トリビア
串ものは、手軽に食べられるうえにバリエーション豊富で、家族や友人と一緒に楽しめるのが魅力です。
ここからは、そんな串に関する雑学をいくつかご紹介します。
串カツの歴史と「二度漬け禁止ルール」
串カツは、大正末期から昭和にかけて、大阪や神戸の大衆的な立ち飲み屋台で生まれました。安くてボリュームがあり、ビールとの相性も抜群の串カツは、瞬く間に庶民の味として定着していきました。
特に大阪の新世界エリアでは、串カツは観光客にも人気の名物料理となっています。この地域には「二度漬け禁止ルール」がありますが、これは衛生面やソースの味の変化を防ぐため、さらには串カツの文化を守るためのルールなのです。このルールを守りつつ、アツアツの串カツをソースにしっかりとつけて食べるのが大阪流です!
二度漬け禁止ルールの理由
- 細菌の繁殖を防ぐため
- ソースの味が変化するのを防ぐため
- 串カツの文化を守るため
櫛と串:実は同じ語源
「串(くし)」と「櫛(くし)」は、読み方が同じですが、実は語源も同じです。この語源は古代日本語の「奇し(くし)」、つまり「不思議なこと」や「霊妙なこと」を意味する言葉から来ています。やがて「霊(くし)び」という言葉が派生し、そこから「櫛」や「串」という文字が生まれたのです。
串も櫛も、古来から日本の文化や日常生活に深く根ざした道具であり、その起源には神秘的な背景があることがわかります。
神事と串:神聖な道具としての「玉串」
串の歴史は非常に古く、神事においても重要な役割を果たしてきました。神社での祭事では、玉串と呼ばれる神聖な串が使われます。これは、木や竹で作られた串に玉や紙垂(しで)をつけて、神前に捧げるものです。玉串は、神々に感謝の気持ちを表すためのお供え物であり、神事には欠かせないアイテムです。
串というと食べ物を連想しがちですが、古来より神聖な意味を持つ道具としても使われていたことは、あまり知られていないかもしれませんね。
串焼きの起源:平安時代のやきとり
串ものの料理といえば、やきとりが最も古い歴史を持っています。
やきとりの起源は、平安時代にさかのぼります。当時、肉を小さく切って串に刺し、炭火で焼いて食べるスタイルが広まったと言われています。
この技法が時を経て発展し、現代のやきとりや串焼き文化につながっているのです。
やきとりは、日本全国で愛される料理となり、地域によってさまざまな味や調理方法が存在します。
例えば、関東ではタレが主流ですが、関西では塩味が好まれる傾向があります。お店ごとのこだわりのタレや塩加減を楽しむのも、やきとりの醍醐味ですね。
まとめ
9月4日の【串の日】。
「く→9 し→4」という語呂合わせから、株式会社味のちぬやによって制定された記念日でした。
各メーカーや飲食店では、串の日に合わせて新商品やキャンペーンが展開されることも多いので、見逃せませんね。
今日は串カツや焼き鳥を片手に、家族や友人と一緒に過ごしたり、一人でまったり呑んだり、楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。