8月31日は【野菜の日】です!
健康にも良く、みずみずしくて美味しい野菜♪
なぜ【野菜の日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
「8→や 3→さ 1→い」の語呂合わせから、8月31日が「野菜の日」として制定されました。
全国青果物商業協同組合連合会など、9団体の関係組合が1983年に合同で制定した記念日です。
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プチ雑学・トリビア
栄養豊富で、人や動物が生きていく上で体に必要不可欠な、美味しい野菜たち。
子供の頃は苦手でも、大人になっていくにつれその美味しさに気付けて、ちょっと不思議ですよね。
今回はそんな野菜に関する雑学・豆知識を集めました。
トマトはもともと観賞用の植物だった?
野菜の中でもさまざまな料理に活用される、大活躍で彩りの良いトマト。
実はもともとトマトは食用ではなく観賞用として育てられてきました。
その鮮やかで真っ赤な見た目から、「毒がある」として食用として普及されることがなかったためです。ベラドンナという有毒植物にもにていたことも、その一因だったようですね。
16世紀に南米からヨーロッパに伝わった時、17世紀に日本にやってきたときも、いずれも観賞用として栽培されました。
そんなトマトが食用として広がり始めたのは、18世紀のヨーロッパでのこと。
イタリアでパスタなどのトマトソースが食べられるようになり、19世紀には日本でも食用として定着していくようになったと言われています。
レタスを切った時に出る白い液体の正体は?
レタスを包丁やキッチンバサミなどで切ったとき、白い液体がポツッと浮き上がってきますよね。
これは「乳液」と呼ばれるもの。苦味成分が含まれているため、舐めると苦く感じます。
この乳液が出る理由は以下のようなもので、新鮮なレタスほど白い液がたくさん出てきます。
レタスの白い液の役割
- 食べようとする虫から身を守るため
- 傷口から細菌の侵入を防ぐため
- 傷口を乾燥させるため
ちなみにこの乳液の成分はラクチュコピクリンと呼ばれる苦味成分。
催眠・鎮静作用があると言われていますので、睡眠にお悩みがある方はぜひ積極的に新鮮なレタスを食べてみてはいかがでしょうか。
ピーマンの色の違い
ピーマンといえば緑色のものを思い浮かべますが、スーパーでは赤や黄色など様々な色のものも並んでいますよね。
緑・赤・黄色・オレンジのピーマンは、実は同じ種類のピーマン。
ピーマンが成長する過程で色の変化し、収穫・販売するタイミングが異なるだけなんです。
一番身近に感じる緑色のピーマンは、未熟な状態。
赤や黄色は完熟したもので、完熟したピーマンは甘みが増すんですよ。
アスパラガスの成長速度
アスパラガスは驚くべき速度で成長します。
そのスピードは、なんと一日で10〜20cmも伸びることがあるほどなんですよ。
成長速度は気温や茎の長さによって異なりますが、アスパラガスは茎の下に広がる根から養分を吸収して成長するため、成長速度が速いと言われています。
春先は特に成長が早く、一日のうち、朝と夕方に2回も収穫することができることもあるんです。
野菜のヘタを植えたり水につけると再生する?
にんじんのヘタや小松菜・水菜などの根本部分は、下ごしらえのときにザクッと切ってしまった後、すぐさまゴミとして扱ってしまいますよね。
実はこれらは水につけておくと、葉が再生することが知られています。
再生した葉は食べることができますので、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
物価高の時代にも助かりますよね。
【リボベジ】野菜の切れ端を再生させる!〜小松菜編(ハニコログ。)
まとめ
8月31日の【野菜の日】。
「8→や 3→さ 1→い」の語呂合わせから、全国青果物商業協同組合連合会など9団体の関係組合によって制定された記念日でした。
野菜の日には、全国の各農協・コンビニ・スーパー・飲食店などで野菜に関連したイベントやキャンペーンが行われることも。
お住まいの近くのお店でオトクなイベントが開催されているかもしれませんので、ぜひチラシやHP・SNSなどをチェックしてみてくださいね。
日本人の体は野菜が不足しがちとも言われています。
ぜひこの機会に、いつもより少し多めの野菜の摂取を心がけてみてはいかがでしょうか。