7月11日は【ラーメンの日】です!
なぜ【ラーメンの日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
「7」をレンゲに、「11」を箸に見立てられるということと、ラーメンを最初に食べたとされる水戸藩主・徳川光圀の誕生日であることから、7月11日が「ラーメンの日」として制定されました。
ラーメン産業の振興・発展とともに日本独自のラーメン文化を支えることが目的で、「一般社団法人・日本ラーメン協会」によって2017年に制定された記念日です。
プチ雑学・トリビア
かつて中国から日本へやってきたラーメン。
現在では国民食の一つと言っても過言ではないほど、日本人の大好きな料理となりました。
今回はそんなラーメンに関する雑学・豆知識を集めました。
日本で初めてラーメンを食べたのは水戸黄門?…ではない?
前述でラーメンを最初に食べたのは水戸藩主・徳川光圀と記しましたが、この徳川光圀が誰かご存知ですか?
答えは時代劇でもお馴染みの、かの有名な水戸黄門。
水戸黄門は好奇心が非常に強く、外国の文化も積極的に取り入れていました。
その中で中国の明から亡命してきた儒学者から中華麺について学んだことから、「水戸黄門=日本で最初にラーメンを食べた人物」とされています。
このとき、徳川綱吉が制定した「生類憐れみの令」も無視して肉類を食べていたと伝えられています。
意外と破天荒な一面もあったのですね。
こうして長い間「水戸黄門=日本で最初にラーメンを食べた人物」と伝えられていたのですが、実は2017年にそれを覆す新説が浮上しました。
なんと水戸黄門の時代より200年ほど遡った室町時代に、史料「蔭涼軒日録(おんりょうけんにちろく)」でラーメンにまつわる記述があったそうです。
その史料によると、1488年に京都・上京区の相国寺(しょうこくじ)の来客が、日本で初めてラーメンを食べた人物だとか。
ラーメン史を覆す新事実。
ひょっとすると、さらに前からラーメンが日本で食べられていた……ということもあるかもしれませんね。
中国と日本のラーメンは別物!
元は中国で生まれた中華料理の代表的存在・ラーメン(拉麺)。しかし、日本のラーメンとはもはや別物。
中国ラーメンは麺のコシはあまりなく、あっさりした味のスープが多いのです。一番こだわる点は具材で、「五目汁そば」など、具材がメニューの名前になることが一般的。
一方で日本ラーメンは日本人好みのラーメンを作るため、麺はコシが強く、特にこだわったスープはコクと深みのあるものになりました。
中国ラーメンのこだわり方は「具材>麺>スープ」で、日本ラーメンは「スープ>麺>具材」の順となるそうです。
中国では日本の人気ラーメン店が出店しており「日式拉麺」と呼んで中国のラーメンと区別しています。
逆輸入のような形になった「日式拉麺」は、多くの客で賑わい中国でも支持されている様子。
「中国のラーメンが食べてみたい」という方は、横浜中華街などで食べることができますので、ぜひ試してみて下さいね。
日本と中国のラーメンの違い
- 麺のコシの強さ
- こだわりがスープか具材か
ラーメンと中華そばの違いは?
お店に行くと「ラーメン」ではなく「中華そば」と表記されているところがあったりして、その違いはなんなのかと疑問に思ったことはありませんか?
しかし実は違いは呼び方だけで、実はどちらも同じ食べ物なんです。
時代によって呼び方が変わったため、昔ながらの定食屋さんなどで出される麺類に、ラーメンではなく中華そばと名付けられていることが多いんです。
「ラーメン」という名が定着したのは戦後のこと。
当時発売された「チキンラーメン」が大ヒットしたことにより、中華そばがラーメンと呼ばれるようになったそうですよ。
ラーメンの別名
- 中華そば
- 南京そば
- 支那そば
まとめ
7月11日の【ラーメンの日】。
「7」をレンゲに、「11」を箸に見立てられること・ラーメンを最初に食べたとされる徳川光圀(水戸黄門)の誕生日であることから、「一般社団法人・日本ラーメン協会」によって2017年に制定された記念日でした。
昼食に、夕食に、間食に、夜食に、お酒を飲んだ〆に。今や日本人にとって欠かせない食べ物・ラーメン。
今日のごはんに、いかがですか?