6月14日は【手羽先記念日】です!
なぜ【手羽先記念日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
1981年6月14日に、名古屋市で展開される手羽先店チェーン「世界の山ちゃん」の第一号店が開店しました。
このことから、「世界の山ちゃん」を展開する株式会社エスワイフードが6月14日を「手羽先記念日」として制定しました。
創業時の店名は「やまちゃん」。創業時の従業員がふざけて「世界の山ちゃん」と応対したことに、創業者・山本重雄が「夢がある」と評価したことがキッカケで店名変更したそうです。
プチ雑学・トリビア
ご飯のお供にお酒のお供。甘辛いタレが絡んだ手羽先は老若男女から愛されて、一度食べ出すと手が止まらなくなっちゃいますね。
今回はそんな手羽先に関する雑学・豆知識を集めました。
手羽先は鶏のどこの部位?
鶏の手部分となる羽には、それぞれ「手羽元」「手羽中(てばなか)」「手羽先」の3つの部位が存在します。
手羽先はその名の通り、鶏の手部分となる羽の先っぽのこと。
ただし正確な手羽先部分はほとんど骨で食べられる箇所がないため、手羽先を食べるという場合は「手羽先と手羽中がくっついたもの」が一般的です。
つまり「手羽先」という名前でありながら、食べる部分はほとんど「手羽中」になるんですね。
鶏の手羽の部位
- 手羽先
- 手羽中
- 手羽元
手羽先は名古屋だけでなく福岡でも愛される!
手羽先を初めて提供したお店が名古屋の「風来坊」というお店で、「世界の山ちゃん」による功績で全国的に知名度が広がったこともあり、すっかり代表的な名古屋グルメのひとつとなった手羽先。
しかし実は福岡のお店でも、手羽先が福岡グルメとして提供されていることをご存知でしょうか。
手羽先を初めて世に出した「風来坊」、当時の店主だった大坪健庫氏は福岡のご出身。
福岡でお店を営んでいる時に「唐揚げにタレをつける」ということを思いつき、「ターザン焼き」という若鶏の半身をそのまま揚げて焼いてタレにからめたダイナミックな料理を生み出します。
その後、名古屋へやってきた大坪氏が、ターザン焼きを主力として風来坊をオープン。
しかしあるとき、ターザン焼きのための丸鶏を発注ミスにより仕入れできない事態に陥ってしまいます。主力メニューがなければ開店できず、焦る大坪氏。
そんなときに目に入った手羽先の山で、「これは使えるのではないか」と試しに作ってみたのが「手羽先の唐揚げ」でした。
当時、手羽先はスープの出汁に使われる程度の食材だったのですが、発注ミスという失敗から生まれたグルメだったんですね。
そんな手羽先を生んだ人物が前身となる料理を生み出したのが福岡だったこともあり、現在でも福岡グルメとしても愛されているんですね。
まとめ
6月14日の【手羽先記念日】。
1981年6月14日が、名古屋市で展開される手羽先店チェーン「世界の山ちゃん」の創業日であることから制定された記念日でした。
「世界の山ちゃん」では、この日を中心として特別価格でのキャンペーンなどが実施されているようですよ。お近くにお店があれば、ぜひ!
もし近くにお店がなければ、おうち手羽先はいかがですか♪