5月12日は【ザリガニの日】です!
なぜ【ザリガニの日】となったのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
1927年5月12日、神奈川県の養殖業者(鎌倉食用蛙養殖場)に、食用のウシガエルの餌としてアメリカからアメリカザリガニなどが持ち込まれました。
このことから、5月12日が「ザリガニの日」として制定されました。
このとき日本に持ち込まれたのはわずか20匹でしたが、養殖池から逃げ出して爆発的に広まることとなりました。
プチ雑学・トリビア
今ではすっかりザリガニといえばアメリカザリガニが一般的になったザリガニ。
今回はそんなザリガニに関する雑学・豆知識を集めました。
ザリガニの色は食べ物で変わる?
ザリガニといえば赤いイメージがありますよね。
しかし実は、子供時代のザリガニは無色透明。育ち方によって色が変わることをご存知でしょうか?
ザリガニの色が赤くなる原因はエサにあります。
カロチンが含まれた食べ物をザリガニが口にすることで、赤く色づいていきます。
野生のザリガニが食べるエサはカロチンが含まれているため、一般的にザリガニは赤い色をしているんです。
そのため、アジやサバなどカロチンの含まれていないエサをザリガニに与え続けると、なんと青くなるんですよ。びっくりですよね。
ニホンザリガニはどこにいる?
かつて20匹しかいなかったのに、今や全国各地で見かけるようになったアメリカザリガニ。
その一方で、日本の固有種であるニホンザリガニは現在、北海道・青森県・岩手県・秋田県にしか生息していない、絶滅危惧II類にも指定されているザリガニです。
ニホンザリガニの生息地である秋田県大館市は保存を図る必要があるとされ、「ザリガニ生息地」として国の天然記念物に指定されました。
しかし天然記念物に指定されたエリアでも、急速な宅地化の進展によって生息が確認できない年もあるほど。
日本固有の在来種の命、守っていきたいところです。
まとめ
5月12日の【ザリガニの日】。
子供の頃にザリガニ釣りをして遊んだり、ペットとして飼ったことがあるという人もいるかもしれません。
現在ではとても身近なアメリカザリガニは、たった100年の間に爆発的に増殖した生き物!
外来種の増加と在来種の危機についても、向き合っていかないといけませんね。