5月1日は【スズランの日】です!
なぜ【スズランの日】となったのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
5月1日に「日頃お世話になっている人などにスズラン(鈴蘭)の花を贈る」という習慣がフランスにあるため、5月1日が「スズランの日」として制定されました。
スズランの花を贈られた人には幸せが訪れると言われています。
プチ雑学・トリビア
名前の通り“鈴”のようなフォルムの可愛らしさから人気のあるスズランの花。
今回はそんなスズランに関する雑学を集めました。
フランスでは何故スズランを贈る?
フランスの「5月1日にスズランを贈る習慣」、始まりのキッカケは1560年5月1日のこと。
当時9歳だったフランス国王・シャルル9世が母と地方へ訪れたとき、「幸せが訪れるように」とスズランの花を側近からプレゼントされました。
感激したシャルル9世は、その翌年1561年5月1日、宮廷のご婦人方にスズランを贈りました。
これがスズランの花をお世話になっている人・大切な人に贈る習慣の始まりと言われています。
可愛い花なのに怖いイメージがあるのはなぜ?
清楚で可憐、奥ゆかしいイメージもあるスズランの花。
その花言葉も見た目にぴったりで、「純粋」「純潔」「再び幸せが訪れる」など、恋人や家族など愛する人にプレゼントしたくなるようなお花です。
しかし日本では「スズランが怖い花」というイメージも存在します。
理由は大きく2つあり、スズランが下を向いて咲くため悲しい印象があること、そして可愛い見た目に反して強い毒を持っていることから、怖い花としてのイメージが強く持たれていると考えられます。
スズランの毒について
スズランは花・茎・根の全てに毒を持つ植物です。その毒性はとても強く、命にかかわることもあります。
クリスチャン・ディオールが愛した花
かの有名なクリスチャン・ディオールはスズランを愛したことでも知られるファッションデザイナーです。
スズランを一年中楽しむために温室で栽培をし、ファッションショーのときはモデルの服にスズランを一枝忍ばせていたほど。
お葬式のときには、棺はスズランの花で覆われたそうですよ。
「ディオリッシモ」というスズランの香りの香水は、ディオールの代表作として1956年の発売以降、現在でも多くの人々を魅了しています。
まとめ
5月1日の【スズランの日】。
日本では「怖い花」というイメージもある花ですが、世界では「幸せが訪れる花」として愛されています。
大切な人の幸せを願って、プレゼントしてみてはいかがでしょうか?
どうしても「毒が怖い!」と考えてしまう場合は、スズランの香りの香水などを贈ってみてはいかがでしょうか。