4月15日は【ヘリコプターの日】です!
なぜ【ヘリコプターの日】となったのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
由来・理由
ヘリコプターの原理を考え出した芸術家・レオナルド・ダ・ヴィンチの誕生日が1452年4月15日であることから、1986年に全日本航空事業連合会が4月15日を「ヘリコプターの日」と制定しました。
「ヘリコプターの重要性」「第2の空の足であること」をPRする目的で制定された記念日です。
レオナルド・ダ・ヴィンチはヘリコプター図案のスケッチを描きましたが、当時は飛ばすことはできず、実際に飛行が成功したのは20世紀になってからのことです。
プチ雑学
発着に滑走路がいらないため、軍事の他にも報道や災害時の人命救助にも大活躍するヘリコプター。
遊覧飛行で非日常気分を味わうという使い方がされることも。
今回はそんなヘリコプターの雑学を集めました。
ヘリコプターの区切り方は「ヘリコ・プター」?
ヘリコプターは「ヘリ・コプター」と区切るように思われている方が多いのですが、実は区切るのであれば「ヘリコ・プター」。
語源がギリシャ語の「ヘリックス」と「プテロン」であるため、この二つで分けるのであれば「ヘリコ」と「プター」が自然な区切り方になります。
しかし日本だけでなく世界的にも略称は「ヘリ(heli)」であったり、「コプター(copter)」として呼ばれたりしています。その他、ローターが大気を切る(chop)することから「チョッパー(chopper)」という呼び名も。
現在では正式な区切りについては、ほとんど気にしなくて良さそうですね。
プロペラの回転速度は扇風機の弱より遅い
ヘリコプターはプロペラを回転させることで空に浮かぶため、その回転速度はものすごく早いだろうと想像しますよね。
しかし意外なことに、実は扇風機の弱風のときの回転速度よりも2〜3倍ほども遅いのです。
ヘリコプターが扇風機よりも少ない回転数で空を飛ぶのは、プロペラの形状・大きさ・長さなどが関係しています。
緻密な計算に基づく設計がしっかりなされて、ようやく空を飛ぶことができるんです。
1400年代にこの原理を考え出したレオナルド・ダ・ビンチや、1900年代に実際に飛行させた開発者の方々には脱帽ですね。
まとめ
4月15日の【ヘリコプターの日】。
災害などの有事の時に大活躍するヘリコプター。
普段私たちが生活する上ではあまり関わりがないかもしれませんが、その働きはとても重要な役割を担っています。