4月6日は【城の日】です!
なぜ【城の日】となったのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
由来・理由
「4→し 6→ろ」の語呂合わせから、兵庫県姫路市が1991年に4月6日を「城の日」と制定しました。
日本三大名城の一つ「姫路城」を中心とした、姫路市の復興のために制定された記念日です。
プチ雑学
1333年、赤松則村によって築かれた姫路城。
西国統治の重要拠点として羽柴秀吉(豊臣秀吉)・池田輝政・本多忠政たちが城を拡張して、1619年に現在の形になりました。
五層六階の大天守・三つの小天守があり、その形から「白鷺城」とも呼ばれ、兵庫県民だけでなく世界からも愛されている歴史的建造物です。
姫路城は1912年に国宝に指定され、1993年には世界文化遺産に指定されました。
この世界文化遺産の登録は、当時なんと日本で初めてのこと。奈良の法隆寺とともに登録され、海外での知名度も格段に上がった、日本が誇る立派なお城です。
世界遺産に登録された理由
- 木造建築における最高の美的完成度が評価されたこと
- 17世紀初頭の城郭建築最盛期を代表する城郭であること
- 良好な保存状態であったこと
日本の城は何城ある?
かつて日本には2万5000ものお城があったと言われていますが、現在、江戸時代以前のものが残っている現存天守は12城のみです。
その中で国宝に指定されているのは姫路城を含めて5城あります。日本人ならどこも一度は訪れておきたいですね。
国宝に指定されたお城
- 姫路城(兵庫県)
- 彦根城(滋賀県)
- 松本城(長野県)
- 犬山城(愛知県)
- 松江城(島根県)
リンク
まとめ
4月6日の【城の日】。
日本のお城は美しくて迫力があり、近くで見ると圧倒させられますよね。
かつてたくさんあったお城が無くなっていく中、今も残るお城は大変貴重な建造物です。
ぜひこの機会に、お城の歴史を知ってみてくださいね。