クラウドソーシングで人気のランサーズ。
本業としても副業としても確実に稼ぐことができるため、多くの方が利用しているクラウドソージングサービスですね。
ところで個人事業主の方の中には、振込先を屋号付のゆうちょ銀行の振替口座(当座口座)に指定したい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、クラウドワークスや様々なASPサイトでは「ゆうちょ銀行の振替口座(当座口座)に指定する方法」がQAなどで説明があるのに対し、ランサーズにそういった説明はありません。
もしかしてできない?と思ってしまうかもしれませんが……
ランサーズでもゆうちょ銀行の振替口座を報酬を受取ることができます!
今回はその方法をご紹介します。
ゆうちょ銀行の振替口座
ゆうちょ銀行の振替口座は、個人事業主でも屋号付口座が比較的容易に作れるありがたい口座です。
個人事業主の口座開設はゆうちょ銀行がオススメ!屋号あり・屋号のみも可能
屋号が付いている口座を持つことで顧客からの信頼もアップしますし、個人事業主として、屋号付口座はひとつは持っておきたいところ。
ゆうちょ銀行は利用されている方が多いため、振込手数料等を考えても顧客に優しいですし、都市や地方関係なくどこにでもATMがあるのも使いやすいです。
そんなゆうちょ銀行の屋号付口座ですが、注意しなければいけないのは「総合口座(普通口座)」ではなく「振替口座(当座口座)」であること。
特に外部サービスの振込先として指定する場合、普通口座と指定方法が異なる場合が多いんです。
ランサーズで振替口座を指定する方法
ランサーズで振込先指定画面を開くと、「ゆうちょ銀行」か「他銀行」の二つを選べます。
こちらで「ゆうちょ銀行」を選択し、「口座記号」「口座番号」「口座名義人」をご自身の振替口座の情報をそのまま入力すればOK。
振替口座の情報は開設時に必ずもらっているはずの「振替口座開設のお知らせ」に記載されている情報です。
ポイント
- 口座記号……「口座記号番号」の一番最初にある5桁の数字
- 口座番号……「口座記号番号」の最後の数字
- 口座名義人……「口座名称(カナ)」
※真ん中に記載されている1桁の数字は使用しません。
こちらをそのまま指定するだけで、私は問題なく報酬を振り込んでもらえました。
ちなみに私は屋号に小文字(ァィゥェォ等)があり、そのまま登録したと思うですが……実際に振り込んでもらえた後に確認すると、こちらは大文字になっていました。
とりあえずはいったん、実際の自分の口座名称のままで登録すると良いと思います。
屋号付きの場合の注意点
ランサーズでは口座情報を登録する際に「口座名義人とランサーズ登録情報の氏名が一致している」というチェック項目があります。口座名義に屋号が入っていると、ランサーズ登録情報の氏名とイコールにならないため、「登録できないのでは?」と悩んでしまう一文ですよね。
同じ悩みを持つ方は多いようで、こちらはランサーズの「よくある質問」で「個人区分でのご利用の場合、屋号が入っている名義の口座への振込が可能」と公式回答が明記されています。(登録氏名は氏名のみ、口座情報だけ屋号を付ける形)
あわせてチェックしてみてくださいね。
口座名義に屋号が入っていますが、報酬の振込先として使用することは可能ですか?(ランサー向け)/ランサーズ
他のサービスの場合
ちなみにクラウドワークスやASPサイトなどでは、ゆうちょ銀行の振替口座はちょっと特殊な扱いになります。
ゆうちょ銀行として指定できるのは「普通口座のみ」で、振替口座は他銀行扱いとなる形の場合が多いです。
ランサーズで入力した記号と番号ではなく、「店名(店番)」と種目「当座」、そして「7桁の口座番号」が必要となります。
ゆうちょ振替口座のヘビーユーザーとしては、体感的にこういった扱いを受けることの方がダントツで多いので、逆にランサーズの方がちょっと珍しいパターンですね。
まとめ
以上、ランサーズの振込先をゆうちょ銀行の振替口座(当座口座)に指定する方法でした。
振替口座に関してはQAで「このように登録してください」という説明が多い中、ランサーズには該当のQAが無かったためまとめました。
ありのままを登録するという普通の方法でしたが、その「普通」が振替口座の場合はかえって珍しいので、公式で説明があると安心するんですけどね。
報酬はゆうちょの振替口座で一元管理したいとお考えの方も、安心してランサーズで振込手続きが可能です。
ランサーズの振込先は楽天銀行がお得!
ゆうちょ銀行振替口座への指定方法を記しましたが、ランサーズやクラウドワークス の振込先は圧倒的に楽天銀行がお得です。なぜなら、振込手数料に大きな差があるためです。
- 楽天銀行……100円(税抜) /1回
- 他銀行……500円(税抜) /1回
ランサーズの振込は月2回。
コンスタントに稼いで振込を自動出金方式にしている場合、一年に換算すると以下の差が生まれてしまいます。
- 楽天銀行……2,400円(税抜) /年
- 他銀行……12,000円(税抜) /年
税抜価格でも実に9,600円もの差が発生してしまうんですね。
これにさらに消費税も加算されるので、2020年1月の消費税10%の現在では、10560円の差があるんです。
400円の差と聞くと小さく感じるかもしれませんが、積み重ねるとおよそ一年で1万円。税込みでそれ以上。
1万円を稼ぐのも案件次第ではなかなか大変。これはかなり勿体ない出費です。
楽天銀行は窓口などがないため、オンラインで手軽に口座を作ることができます。
まだお持ちでない方で、ランサーズやクラウドワークス などのクラウドソージングをガッツリ利用される方は、持っておくことをお勧めします。