9月20日は【空の日】です!
なぜ【空の日】といわれるのか、その由来・理由や「空」に関するプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
1911年9月20日に山田猪三郎が開発した山田式飛行船が、滞空時間1時間の東京上空一周飛行に成功したことから、1940年に「航空の日」として制定された記念日です。
一時、戦争の影響で中断しましたが1953年に復活し、運輸省(現:国土交通省)航空局によって、1992年に「空の日」と改称されました。
日本で最初の飛行に成功したのは、実は1910年12月19日に東京・代々木錬兵場で徳川大尉が行った飛行実験でした。
しかし12月では気候的に「航空の日」の行事には適さないと判断され、帝都上空一周飛行が行われた9月20日を「航空の日」とされた経緯があります。
プチ雑学・トリビア
空は私たちの日常生活に欠かせない要素。
晴れの日に見上げると、パッと明るく前向きな気分になれますよね。
今回はそんな空に関する雑学・豆知識を集めました。
なぜ空は青いのか?
皆さん、空がなぜ青いのか知っていますか?実はこれには科学的な理由があります。
大気中には通常、微粒子が漂っています。
光はこれらの微粒子に当たると散乱され、波長の短い光ほど強く散乱されて、向きが変わります。
太陽からの光のうち、波長の短い青い光がより強く散乱されて、それが私たちの目に入ってくるため、空は青く見えるのです。
空と宇宙の境目
宇宙と空の境目は一般的に高度によって定義されます。
国際航空連盟(FAI)という組織は、高度100kmから上を宇宙と定義しています。
一方、アメリカ空軍は80kmから上を宇宙と定義しています。
このように、宇宙の境目には複数の定義が存在し、文脈によって異なることがあるのです。
ただ、NASAやJAXAはFAIと同様に地上から100km以上を宇宙空間としており、ロケットは地上から100km以上の高度に達することで、ようやく宇宙飛行を行ったと認定されるようになっています。
そのため、「地上から100km」が一般的な見方と言えそうですね。
宇宙と空の境界
- 高度100kmという説(FAI・NASA・JAXAなど、一般的な考え)
- 高度80kmという説(アメリカ空軍)
空と地面の境目
「空と宇宙の境目」がさまざまな分野で定義されている一方で、「空と地面の境目」については厳密な定義が存在しません。
どの高さからが「空」なのかは主観的な判断に依存します。
それは人間の感覚的なものであり、文化や状況によって異なることがあるようです。
まとめ
9月20日の【空の日】。
1911年9月20日に山田猪三郎が開発した山田式飛行船が、滞空時間1時間の東京上空一周飛行に成功したことから、1940年に「航空の日」として制定(1992年に「空の日」と改称)された記念日でした。
私たちの頭上に広がる、広大な空。落ち込んだ時はぜひ広い空を見上げてみてくださいね。
空の日には、空の広がりを感じながら、空にまつわる興味深い話題を友達や家族と共有してみてはいかがでしょうか?