7月4日は【梨の日】です!
なぜ【梨の日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
「7→な 4→し」の語呂合わせから、7月4日が「梨の日」として制定されました。
鳥取県東郷町(現:湯梨浜町)の「東郷町二十世紀梨を大切にする町づくり委員会」が2004年に制定した記念日です。
プチ雑学・トリビア
シャリシャリとした食感が美味しいフルーツ・梨。
ジューシーでありつつ爽やかな味わいで、好きな方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな梨に関する雑学・豆知識を集めました。
梨は弥生時代から食べられていた!
梨は弥生時代には食べられていたとされる、歴史の古い果物。
静岡県静岡市の登呂遺跡では炭化した梨の種も出土しています。
また、日本書紀にも梨の名前は存在し、持統天皇が栽培を奨励するような記述も見受けられます。
古くから日本人に親しまれた果物のひとつであることが明らかですね。
梨の由来は?
梨の名前には多くの由来があると考えられており、現在でも確かなことは分かっていません。
特に有力な説は以下の3つと言われています。
変わり種ソフトクリーム
- 果実の中身が白い→ナカシロ→ナシとなった説
- 梨は風があると実らないため、カゼナシ→ナシとなった説
- 中心部の酸味が強いため、中酸→ナカス→ナシとなった説
二十世紀梨はゴミ捨て場で発見された?
梨の代表的な存在としても知られる「二十世紀梨」。鳥取県の特産としても有名ですよね。
みずみずしさがより強い二十世紀梨は、さわやかな酸味とジューシーさがたまらない梨です。
この二十世紀梨ですが、その始まりはなんとも衝撃。
1888年、当時13歳だった少年・松戸覚之助が千葉県にある村のゴミ捨て場に生えていた小さな梨の苗を発見し、自宅の片隅に移植して育てます。
この木が将来の二十世紀梨で、覚之助が23歳になった時に梨を結実させます。
その後、品評会で優秀賞を収めるほど評判となった二十世紀梨。
その名前の由来は、覚之助から1904年に苗木を借り受けて育てた渡瀬寅次郎という人物が「新世紀の代表的な品種になるように」という思いを込め、命名を提案したからだそう。
その名前の通り、みごと全国に普及した二十世紀梨。
まさかゴミ捨て場で発見されていたとは、びっくりですよね。
まとめ
7月4日の【梨の日】。
「7→な 4→し」の語呂合わせから、鳥取県東郷町(現:湯梨浜町)の「東郷町二十世紀梨を大切にする町づくり委員会」によって制定された記念日でした。
シャリっと美味しく爽やかな梨。一般的に夏〜秋にかけてが旬の果物なので、ちょうど暑さでぐったりする時期に食べられることも魅力です。
早い品種だと7月から出回る梨もありますので、記念日前後は今年の「梨はじめ」いかがですか?