12月29日は【シャンソンの日】です!
なぜ【シャンソンの日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
1990年12月29日に、銀座にあったシャンソン喫茶の老舗「銀巴里(ぎんパリ)」が閉店しました。
このことから、12月29日が「シャンソンの日」として制定されました。
「銀巴里」は1951年に日本で初めてのシャンソン喫茶店として開店し、シャンソンブームを支えて数々の名曲を生み出したお店でした。
プチ雑学・トリビア
銀巴里は「シャンソンを映画を観るように楽しんでもらいたい」という気持ちでオープンされ、映画料金と同程度(コーヒー付きで1800円)の価格で営業を続けていましたが、銀座の地価高騰には逆らえず、やむなく閉店されました。
しかし跡地となる銀座7丁目には石碑が建つほど、多くの人から愛された喫茶店です。
今回はそんなシャンソンや銀巴里に関する雑学・豆知識を集めました。
そもそも「シャンソン」とは?
「シャンソン」とは、フランス語で「歌」という意味。
ただし日本では、1960年代の初頭頃までに流行したフランスの歌謡曲全般をシャンソンと呼んでいます。
シャンソンと「あまり知らない……」と思う方も多いかもしれませんが、CMや番組の挿入歌などで使用されているシャンソンは意外と多く、名曲揃い。
代表的なシャンソンとしては、以下のようなものがあります。
代表的なシャンソン
- 枯葉
- 愛の喜び
- バラ色の人生
- パリの空の下
- 愛の讃歌
- ラ・メール
- 暗い日曜日
- 愛の物語
- 聞かせてよ愛の言葉を
- オー・シャンゼリゼ
- 男と女
「銀巴里」を題材にした曲がある
銀巴里にはシャンソンを愛する人が集い、そのステージには美輪明宏さんなど今では誰もが知る著名人も立ちました。
多くの人に愛された銀巴里は、閉店してもなお人々の心に残り、銀巴里を題材とした作品も複数出されています。
銀巴里を題材にした曲
- いとしの銀巴里(美輪明宏)
- 銀巴里物語(野坂昭如)
- さらば銀巴里(なかにし礼)
まとめ
12月29日の【シャンソンの日】。
1990年12月29日に銀座にあったシャンソン喫茶の老舗「銀巴里(ぎんパリ)」が閉店したことから、制定された記念日でした。
心にしみるシャンソン。
年末疲れを癒すためにも、この機会にゆっくりと聴いてみてはいかがでしょうか。