12月2日は【ビフィズス菌の日】です!
なぜ【ビフィズス菌の日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
1899年12月2日に、フランスの小児科医:アンリ・ティシェ氏がパリの生物学会で「ビフィズス菌」の発見を発表しました。
このことから、12月2日が「ビフィズス菌の日」として制定されました。
ビフィズス菌入りヨーグルトなどの製造・販売を手がける江崎グリコ株式会社が2016年に制定した記念日です。
プチ雑学・トリビア
人や動物の腸の中に住み、善玉菌として働いてくれるビフィズス菌。お腹の健康維持には欠かせない存在です。
今回はそんなビフィズス菌に関する雑学・豆知識を集めました。
そもそもビフィズス菌って?
ビフィズス菌とは、人や動物の腸内にもともと存在する善玉菌です。
糖を分解して乳酸と酢酸を作り出し、腸内で有害な菌(悪玉菌)の繁殖を抑えて腸の働きを良くしてくれる効果があります。
ビフィズス菌と乳酸菌の違いは?
お腹に良いとされるものとして、ビフィズス菌以外にもよく「乳酸菌」も耳にしますよね。
ビフィズス菌も乳酸菌も、どちらも腸内に住む善玉菌の代表格です。
しかし実は乳酸菌よりもビフィズス菌の方がもともと数百倍も多く住んでいるため、「人の腸内にはビフィズス菌の方が適している」と言えるそうです。
また、乳酸菌は糖を分解することで乳酸を多く作り出しますが、ビフィズス菌は乳酸の他に酢酸も作り出してくれます。
ビフィズス菌と乳酸菌の違い
- 腸内に住んでいる数がビフィズス菌の方が数百倍も多い
- 乳酸菌は糖を分解して乳酸を多く作る
- ビフィズス菌は糖を分解して乳酸と酢酸を作る
ビフィズス菌入りのヨーグルトはいつ食べるのが良い?
ビフィズス菌は酸に弱いため、生きたまま腸に届けるのが非常に難しいとされています。
そのため様々な研究がなされた結果、ビフィズス菌入りのヨーグルトなどが開発されています。
そんなビフィズス菌入りのヨーグルトを食べるタイミングとしては、ズバリ一番良いのは食後の時間。
空腹のときは胃の中の酸性度が高くなってしまうため、胃酸でビフィズス菌が死んでしまうことがあるためです。
まとめ
12月2日の【ビフィズス菌の日】。
1899年12月2日にフランスの小児科医:アンリ・ティシェ氏がパリの生物学会で「ビフィズス菌」の発見を発表したことから、2016年に江崎グリコ株式会社によって制定された記念日でした。
お腹の調子が良いと、気分もスッキリ爽やかで仕事・勉強・家事など、多くのことを前向きに取り組める気がしますよね。
健康維持のためにできれば毎日摂りたいビフィズス菌ヨーグルト。そのキッカケに、今日から始めてみませんか?