11月15日は【かまぼこの日】です!
なぜ【かまぼこの日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
1115年の祝宴の膳の図で、かまぼこが初めて文献に登場したとされています。
この「1115年」から、11月15日が「かまぼこの日」として制定されました。
全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会(現在:日本かまぼこ協会)が2007年に制定した記念日です。
プチ雑学・トリビア
お祝いの席にも普段の食卓でも活躍してくれるかまぼこ。
白身魚のすり身でできているのでタンパク質が豊富で、栄養価の高い食材です。
今回はそんなかまぼこに関する雑学・豆知識を集めました。
かまぼこの由来は?
かまぼこが日本の歴史に登場した1115年頃の平安時代。
海に囲まれた島国の日本はその当時も魚を多く食されてきましたが、当時は冷凍保存の技術などがなかったため、大漁のときの保存方法が問題となっていました。
その解決策のひとつが、かまぼこ作り。
白身魚をすり身にして、当時は竹の棒に筒状に巻いて作られました。
その形が蒲(ガマ)の穂や鉾に似ていたため、「蒲鉾(かまぼこ)」と呼ばれるようになりました。
当初のかまぼこ=ちくわ?
かまぼこと同じく魚のすり身が原材料のちくわ。
もともと竹の棒に筒状に巻いて作られていたかまぼこですが、時代が進むにつれて「板付きかまぼこ」が作られるようになり、そちらが一般的な「かまぼこ」とされるようになりました。
そこで名前が紛らわしくなってしまったため、当時の筒状のかまぼこが「竹輪(ちくわ)」と呼ばれるようになったそうです。
かまぼこ板は何のためにある?
現在のかまぼこは、下にかまぼこ板が付いている姿がすっかりお馴染み。
かまぼこがこの板付きになったのは、安土桃山時代から。
板がある理由は利便性だけでなく、余分な水分を吸ってくれるため腐敗防止や美味しさを保つ効果があるとされています。
かまぼこ板の効果
- 作る時に形を整えやすい
- 持ち運ぶ時に便利
- 腐敗防止の効果
- 美味しさを保つ効果
まとめ
11月15日の【かまぼこの日】。
「1115年」の祝宴の膳の図でかまぼこが初めて文献に登場したとされていることから、2007年に全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会(現在:日本かまぼこ協会)によって制定された記念日でした。
華やかさをプラスしてくれる見た目の良さだけでなく、実は栄養メリットも多いかまぼこ。
今日の食卓のメニューに、かまぼこ料理を加えてはいかがでしょうか?