7月25日は【かき氷の日】です!
なぜ【かき氷の日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
「7→な 2→つ 5→ご」でかき氷の別名「夏氷(なつごおり)」と読む語呂合わせと、かつて1933年7月25日に当時の日本最高気温を記録してかき氷を食べるのにふさわしい日とされたことから、7月25日が「かき氷の日」として制定されました。
当時の日本最高気温は山形県山形市で40.8℃を記録されましたが、2007年に熊谷市と多治見市で40.9℃が観測されたため、記録は更新されています。
プチ雑学・トリビア
夏といえばかき氷ですよね!
美味しい上に体温を下げられるという夏を代表するスイーツです。お祭りの屋台ではついつい食べたくなっちゃいますよね。
今回はそんなかき氷に関する雑学・豆知識を集めました。
市販のかき氷のシロップは全部同じ味?
かき氷といえば、どのフレーバーが好きですか?
イチゴ、メロン、レモン、ブルーハワイなどなど、たくさんの種類がありますよね。
実は一般的な市販のシロップは、主な原材料が全て同じ。つまり、同じ味のはずなんです。
にわかには信じがたい話ですよね。
かき氷のシロップの原料は、甘い液体「果糖ブドウ糖液糖」。
これに、香料と着色料などが加えられることによってそれぞれ別商品として販売されています。
赤色をつけてイチゴの香料を使っていちご味、黄色をつけてレモンの香料を使ってレモン味……となるわけです。
なぜ違う味に感じるのかは、ズバリ商品ごとにわけられた「着色」と「香料」が原因。
「鼻が詰まると味を感じない」という経験はどなたでもあるかと思いますが、それは嗅覚が味覚に影響しているから。
そして視覚的にも「赤=イチゴ」「黄色=レモン」という先入観があるため、脳がその味をインプットしてしまうんです。
そのため、同じ味のはずなのに色と香りが違うだけで、別のフレーバーを感じるようになるそうですよ。
人間の脳って不思議ですよね。
同じ味が違う味に感じてしまう理由
- 嗅覚の影響
- 視覚の影響
ただし専門店などで食べるかき氷では、各フレーバーごとに作られたこだわりの自家製シロップが使われていることが多いです。
お店ごとの完全オリジナルのフレーバーを楽しむことができますよ。
ブルーハワイって何の味?
かき氷の中でも青空や海のような爽やかなブルーから、夏らしさを感じるフレーバー「ブルーハワイ」。
前述の通り市販シロップは全て同じ味なので、このブルーハワイも御多分に洩れずなのですが……そもそも「ブルーハワイって何?」と思ったことはありませんか?
実はブルーハワイは味に明確な決まりがなく、「ハワイの海をイメージ」されて作られた味。
そのため、メーカーによって味(香料)が異なるんです。
さわやかなソーダ系、南国を思わせるフルーツ系などさまざまなものがありますので、自分のお気に入りのブルーハワイを見つけるために、色々と試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
7月25日の【かき氷の日】。
「7→な 2→つ 5→ご」でかき氷の別名「夏氷(なつごおり)」と読む語呂合わせと、かつて1933年7月25日に当時の日本最高気温を記録してかき氷を食べるのにふさわしい日とされたことから、制定された記念日でした。
昨今はふわふわなかき氷も出現し、専門店があったりとかき氷好きにはたまらない時代ですね。
昔ながらのかき氷を意識していた私は「かき氷に1000円以上だすなんて……」としばらく渋っていたのですが、昨年頃に初めて食べてみて、その美味しさに感動。もっと早く試していればよかったと後悔したことを覚えています。
氷の種類やフレーバーの種類がよりどりみどりになったかき氷。ぜひ試してみてくださいね。