7月5日は【穴子の日】です!
なぜ【穴子の日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
「7→な 5→ご」の語呂合わせと、穴子が夏が旬でちょうど美味しい時期であることから、7月5日が「穴子の日」として制定されました。
大阪市中央区に本社を置く、お寿司・弁当用の穴子食材を製造販売する「株式会社グリーンフーズ」が制定した記念日です。
※グリーンフーズは2012年12月に事業停止しており、2018年〜はハンワフーズが制定した記念日として日本記念日協会には認定・登録をされています。
プチ雑学・トリビア
うなぎと同じくビタミンA・B、カルシウムなどが豊富で、夏バテに効果的とされる穴子。
お寿司、天ぷら、蒲焼きなど、さまざまな美味しい食べ方がありますね。鰻に比べると価格が手頃なのも庶民にとって嬉しいポイントです。
今回はそんな穴子に関する雑学・豆知識を集めました。
穴子の刺身が無いのは生食できないから?
お寿司などでも人気のネタ・アナゴ。
しかしお寿司=生魚が大半を占める中で、アナゴは煮穴子が使われていますよね。
実はこれ、単に「その方が美味しいから」という理由ではありません。
アナゴの血液には、イクチオヘモトキシンというとても強い毒が含まれています。
これらは哺乳類にたいして有毒なもので、人が食べると下痢・嘔吐などの中毒症状を引き起こし、最悪の場合は命にかかわることも。
触れるだけであっても、血液がもしも目や傷口に入ってしまうと、炎症を起こしてしまいます。
これはアナゴだけでなくウナギも同様です。
もし生のウナギやアナゴを手に入れた場合は、十分に注意して調理してくださいね。
また職人の熟練の技で血抜きをおこなった場合は、生食用のウナギやアナゴを食べることもできるそうです。
コリっとしたふぐのような弾力性があるそうなので、機会があったら食べてみてくださいね。
アナゴやウナギの毒性を取る方法
- 60℃で5分以上加熱する
- 職人に血抜きを行なってもらう
穴子の由来は?
穴子の名前の由来は諸説ありますが、夜行性で日中は岩穴や砂の穴に棲む魚であることから「あなご」となった説が有力とされています。
穴子の由来の説
- 夜行性で日中は岩穴・砂の穴に棲む魚だからという説(有力)
- 長い魚=ながうおから「あなご」に転じた説
うなぎ・あなご・はもの違いは?
ウナギ、アナゴ、ハモは、いずれも長くぬるっとした魚。
「食べればわかる!」という方もいるかと思いますが、それぞれの違いをきちんと説明できる方は少ないのではないでしょうか。
ウナギの特徴
この3つの中では、実はウナギだけ淡水魚。アナゴとハモは海水魚ですので、川で取れるのはウナギということになります。
また、ウロコがあり下あごが出ていることも特徴です。
食感としてはウナギはアナゴに比べるとふっくらしていて濃厚さがあります。
アナゴより倍近い脂質が含まれているので、脂のノリが違う高級感のある魚です。
アナゴの特徴
アナゴは海水魚で、ウロコがなく、上あごが出ていることが特徴です。
アナゴは栄養豊富ではありますが、ウナギに比べると劣ります。
しかし脂質やカロリーが低いため、女性人気は高めで、手頃に食べることができる魚です。
ハモの特徴
ハモはアナゴと同じく海水魚でウロコもありませんが、口が大きくて鋭い歯を持つことが特徴です。
小骨が体中にあるため調理が難しく、調理する前に「骨切り」という下処理が必須の魚です。
京都の夏の風物詩としても知られ、しっかり骨切りされたハモはふっくらした食感と淡白な味わいが美味しい魚です。
まとめ
7月5日の【穴子の日】。
「7→な 5→ご」の語呂合わせと、穴子が夏が旬であることから、大阪の「株式会社グリーンフーズ」によって制定された記念日でした。
近年どんどん暑くなっていく日本の夏。
夏バテ防止のためにも、今日は穴子料理はいかがでしょうか?